ありそうでなかった無線によるライン信号転送機器
PA屋にとって ワイヤレス機器 は常にトラブルと隣り合わせのため、
「できるだけ使いたくない」 機材のひとつですが、一方では、
「この接続がワイヤレスだったら設営が楽なのになあ~」
と思ったことは一度や二度ではありませぬ。
特に、メインスピーカーをパワード仕様にしてからは、
PAミキサーのマスターアウトとメインスピーカーを接続するために、
数十メートルのXLRケーブルを配線して、養生する作業がとても億劫に感じてしまいます。
従来、ライブで使用するワイヤレスシステムというと、
・ボーカル用ワイヤレスマイク
・ギター or ベース用ワイヤレスシステム
・インイヤーモニター用ワイヤレスシステム
等々、主に演者向けの製品がほとんどと言う状態でありました。
前述のようにミキサーとパワードスピーカーをワイヤレス接続しようと思ったら、
これらの演者向けシステムを強引 (?) に使いまわすしか手段がありませんでした。
そんなPA屋の鬱積した不満を解消するがごとく登場したのがこれ。
KLARK TEKNIK Air Link DW 20T/DW 20R
ぬわんと、業務用ラインレベル (+4dB) に対応した (と思われる)、
ステレオ仕様のワイヤレス送信機と受信機の新製品。
▼サウンド&レコーディングマガジンの製品紹介記事
残念ながら送信機と受信機はセット販売ではなくバラ売りだそうで、
市場予想価格はそれぞれ14,000円なんだそうな。
最近のデジタルワイヤレスシステム同様、2.4GHz帯を利用しているとのことなので、
汎用無線LANとの混線・干渉によるシステムエラーが出ないか、ちと心配です。
典型的な 「あれば便利、なくても大勢に影響はない」 という機材なので、
まあ~、実際に導入される方は、財政事情にかなりの余裕があるということでしょう。
オイラ的にはすっげー興味津々なんですが、実際のところは、現場で1~2回使用して、
「やっぱり有線接続の方が簡単で確実だよな~」
というオチがつきそうな予感がします。
どなたか人柱になってもいい、と言う方のレポートを期待したいですな。
ちゃんちゃん。
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▼ 7月定例やまぼうしライブ
日時 7月12日(金)19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 500円 (ワンドリンク付き)
出演 19時30分~ 大森やすゆき (ギター弾き語り)
20時15分~ 杉本あきら (ギター弾き語り)
▼関連リンク
2019.04.29 シミフェス17 ライブステージダイジェスト
2000年頃につくったオリジナル曲
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