アマチュアの野外ライブ、観て、出演して思ったこと

オイラはアマチュアミュージシャン (バンド) の野外ライブが好きでやる。
たいていの場合、観覧無料だし、
複数の出演者が入れ替わり登場するイベントが多いので、
「お得感」 を得ることもできる。

オイラ自身、屋内PAよりも野外PAの方を得意としているし、
複数出演者への対応 (設営転換等) もそれほど苦に感じませぬ。

特に、出演者のレベルが高く、比較的有名な曲のカバーが演奏されるイベントは、
道行くお客さんの足を止める確率が高いとも言えます。

つまり、まだ無名のアマチュアが自分の存在を一般ピーポーにアピールしたいと思ったら
この手の観覧無料も野外ライブへの出演はかなりメリットがある、
と、オイラは考えます。

ただし、この手のライブのお客さんは、歌や演奏がヘタクソで、
聞き覚えのないオリジナル曲なんかを聞かされた日にゃあ、
あっという間に通り過ぎてしまうというシビアな面もあります。

2000~2005年くらいのことだったと記憶しておりますが、
とある弾き語り系アマチュアが5組くらい出演した野外ライブを観ていたとき、
出演者全員が、全曲オリジナル曲を演奏していたら、
立ち止まって見ていたお客さんが、一人減り、二人減り、
3組目あたりの出番の頃には、見事に客席には身内しかいなかった、
という状況を目の当たりしました。

一方、オイラの知人ミュージシャンで、プロ並みの歌唱力、アコギの腕前を持った方が、
古き良き有名フォークソング路上ライブで披露したとき、
最初こそ聴衆はオイラ一人でしたが、2曲目、3曲目と進むに従い、
次々と道行く一般の方が足を止めていく様子を見て、
前述の、「ヘタクソがオリジナル曲にこだわったパフォーマンス」 との
決定的な違いを見せられたと実感したモンです。

ついでに言えば、座って演奏する人より立って演奏する人、
目をつぶって一心不乱に演奏する人より、にこやかに楽しそうに演奏する人、
バラード主体で演奏する人より、アップテンポ主体で演奏する人、
の方がお客さんのウケがヨイ、というのがオイラ的経験則でございます。

ちなみにオイラ自身が野外ライブに出演の機会をいただいたときは、
もちろん、立って、にこやかに楽しそうに、アップテンポ主体で、
一般のお客さんが 「この曲、どこかで聞き覚えがあるな~」 というカンジの
カバー曲を中心に演奏するように心がけている次第です。

・・・なんてことを言うと、ミュージシャンとしての矜持がない!
と批判されそうな気もしますが、いやいや、そんなことはありません。
オイラは 「シンガーソングライター」 などとは絶対に言われたくないので。

ただの 「目立ちたがり屋で音楽ヲタクなPA屋」 でありたいです。

なんてな。



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 7月定例やまぼうしライブ








日時 7月12日(金)19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 500円 (ワンドリンク付き)
出演 19時30分~ 大森やすゆき (ギター弾き語り)
    20時15分~ 杉本あきら (ギター弾き語り)





▼関連リンク

2019.04.29 シミフェス17 ライブステージダイジェスト











2000年頃につくったオリジナル曲











※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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