ブログ終了にあたり最後のごあいさつ

約14年間、ほぼ毎日のペースで更新してきた当ブログですが、

母体であるヤフーブログそのものが廃止となるため、

残念ながら本日のこの投稿をもってファイナルとなります。

2019年9月1日からは新規記事・コメントの投稿が不可となり、

2019年12月15日をもってすべての閲覧が不可となるそーです。


本ブログは note に母体を移し、新たに

「続・だからPA屋なんですってば」 として継続していきますので、

引き続きご愛読したいと思ってくださる奇特なみなさまには、

ブックマークを変更していただければ幸いでございます。


さて、いい機会なので、最後の投稿に際し、

アマチュアミュージシャンの音楽活動におけるブログの活用意義

について、私感を述べさせていただきます。

プロ・アマを問わず、ミュージシャンの音楽活動といえば、

ライブ と レコーディング の2つが主軸として考えられていると思います。

それは決して間違いではありませんし、今後もその傾向は続くはずですが、

故・大瀧詠一 氏は、生前にこの2つとは別の切り口というか、

3つ目の音楽活動の在り方を示してくれた、とオイラは思っています。


ご存知のとおり 大瀧詠一 は、

1985年の はっぴいえんど再結成 を最後にライブ活動を行わなくなり、

1997年の 「幸せな結末」 を最後に新曲をリリースしなくなりました。

その後は、長年の音楽見聞で得た知識を独自に分析・解析し、

「分母分子論」 をまとめ上げ、FM特別番組で発表されていました。

オイラはこの一連の活動を見て、次のように思いました。


ミュージシャンが、自身の音楽にかける思いから派生した活動、たとえば、

音楽史実の発掘・解析・後進への伝達

自身の作・編曲方法、楽器の学習・練習方法等のノウハウの紹介

音楽作品の論評・解析・オリジナル曲への応用例の研究

ライブイベントの企画・立案・実践等のレポート

等々、これらすべてが 「音楽活動」 なのである。

・・・ということを確信いたしました。


なので、それらの記録を残していけば、それがそのミュージシャンの

音楽活動として記録されていくであろう、と考えるに至りました。

多くのミュージシャンが、ライブ出演や音源発表することにより、

「音楽活動を行っている」 と認識されていると同様に、

オイラも本ブログで “音楽にかける思い” を発信し続けることが

「自分の音楽活動である」 と自認しています。


というワケで、今後もオイラは、

ライブ出演、宅録、PAワーク、音楽鑑賞、音楽解析等を行いながら、

その記録をブログに残すことにより、「音楽活動」 を継続していきます。


おヒマな方は、いましばらくお付き合いいただければ幸いです。

よしなに。


written by PAしのらり / BLUES和也