シェケナベイベー

内田裕也 さんが亡くなられました。
享年79。

故人を悪く言うのもナンですが、ハッキリ言ってオイラ的には 「大キライな人」 でした。
オイラが抱く内田氏のイメージは次のとーりです。

① 何かにつけ文句を言うくせに、現実的な改善案を提案しない人。
② 自分に非があったとしても 「ロックンロール」 の一言で済ましてしまう人
③ 日本のロック文化に、暴力・ドラッグ・酒・女、というイメージを植え付けた人。

たしかに才能ある若手を見つけては、自身のプロデュースによりデビューさせる、
・・・等の貢献はあったかもしれませんが、それにしたって
用意周到に計画を立てるのではなく、勢いにまかせて、
自分のコネを活用して強引に売り込んだ、という手法であったと妄想します。

一方、純粋な音楽的貢献、たとえば YMO大瀧詠一 のように、
音楽制作やレコーディングの技術体系に革命的な足跡は、一切残していないはず。

むかーし、朝日新聞紙上にて 山下達郎 師匠が 「仕事」 について語っていました。
その中で、オイラ的印象にの残っている一言がこちら。

音楽の世界では、大きく二つの働き方があります。
作品を自ら作り表現する側、作り手を助けることでビジネスをする側。
作り手を目指すといっても、ロックンロールの場合、
ギターコードを三つ知っていれば曲が作れてしまう。
でもその程度では100曲は書けません。
自分の魂の叫びがいくら強くても、すぐに限界が来るのは冷徹な事実です。
音楽表現を長く続けていくためには、継続的な訓練と学習が必要なのです。

オイラ的には、内田裕也 という方は、魂の叫びだけが強く、
継続的な音楽の訓練、学習を行ってこなかった方だと思っています。

卑しくも ロックンロール を標榜するのであれば、
先達の責務として、ロックに対する真摯な姿勢を後輩に示すべきでした。

しかし、音楽技術を高めるための鍛錬、修行を積んだ跡が 「まったく見られない」 のは、
自分自身に対する 「甘え」 としか、オイラには思えません。

山口百恵 のヒット曲 「ロックンロール・ウイドウ」 の歌詞にある
「他人の曲にはケチつけてスーパースターを気取っているけど何かが違うわ」
って、まさに内田氏のことではないかしらん?

20~30代の頃は、ケーブルテレビ (だったかな?) で放送されていた
「ニューイヤー・ロックフェスティバル」 をチラ見していた記憶がありますが、
幸か不幸か、オイラの琴線に触れることは一度たりともありませんでした。

今さらではありますが、内田裕也 ってそんなにゴイスなレジェンドなのか?
オイラにはまったくそのスゴさがわかりません。
わかりたいとも思いませんけどね。



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 4月定例やまぼうしライブ








日時 4月12日(金)19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
出演 19時30分~ クロキユウタ (アコギ弾き語り)
    20時15分~ あやあね (劇空間音楽







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2000年頃につくったオリジナル曲












※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

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宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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