ロックンロールに免じて・・・

内田裕也 氏が逝去されてからというもの、インターネットニュースでは、
生前の内田氏の破天荒で型破りな所業、エピソードの披露が事欠きませんが、
純然たる音楽そのものに与えた影響とか功労に関する紹介は一切なし。
本当にこの人、日本のロック界に貢献してきたのだろーか?

少なくともオイラは、
「型破りな言動や破滅的な人生を送ることがロックンロール」
であるとは思いませんねえ。

たしかに 「ロックンロール」 という単語には、
無法とか反権力といった観念的な意味が込められていることに異論はありませんが、
一方では、音楽のジャンルを指す 「純音楽的な用語」 としての意味だってあります。

内田 氏は、スキャンダルを起こして、自身に非があることを認めた場合は、
「ロックンロールに免じて・・・(私を許してください)」
と言うのが定番パフォーマンスでしたが、そんな言い訳に使って欲しくなかったですねえ。

つーか、ロックンロールを言い訳にすれば何でも許されると思ってるフシがあって、
なにさまだ、この野郎! と思っていたのはオイラだけではないでしょう。

そーいえば、頭脳警察PANTA 氏が、内田 氏のことをこんな風に語ったそうです。
「とかくロックをやっている奴は面倒臭い奴が多いが彼はその頂点に立つ男。」

うーぬ、迷惑極まりない。
いくら故人とはいえ、現代は 
「悪いことは悪い」 と断罪する時代ではないでしょーかねえ。


もし、ロケンローラーを2つの人種に分類するのなら、
次のような選択肢があると思います。

もし、音楽活動が成功して大金が手にはいったら
A その金で、酒・ドラッグ・女に溺れる。
B その金で、更に音楽活動の深みにハマる。

1970年初頭の 「日本のロック界」 において、
「A」 のグループが 内田裕也 人脈であり、
「B」 のグループが はっぴいえんど 人脈である。

・・・というようなイメージをオイラは抱いていますが、
恐らくそんなに間違っていないような気がします。
みなさんのご意見、ご感想やいかに?



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 4月定例やまぼうしライブ








日時 4月12日(金)19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
出演 19時30分~ クロキユウタ (アコギ弾き語り)
    20時15分~ あやあね (劇空間音楽







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2000年頃につくったオリジナル曲












※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

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宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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