Boogie Woogie Lonesome High Heel

昨日ブログった 「彼女と TIP ON DUO」 に引き続き、
上田知華 が作曲を手掛けた今井美樹 の5枚目のシングル曲。
「Boogie Woogie Lonesome High Heel」(1989)。


作詞:戸沢暢美、作曲:上田知華、編曲:佐藤準

ハートにキックしてあげる 横目でチェックしていたわ
小さなウインク 返されて踊る Oh Full Moon Night
口説かれたって手強いよ スリルだけを感じたい
小粋なジョーク 駆け引きがいい

昨日の痛手が私を悲しくさせるから
楽しい時間だけをつかむのよ

今夜踊りましょう 夜明けまで
Boogie-Woogie Lonesome High-Heel
素敵な気分よ

愛するのってそれだけで 明日の My Heart しばること
Telephone Number 暗号で言った

さびしい人ほど 楽しいこと知ってる孔雀
華麗にはかない今を生きる

Just I'm Free 踊りましょう 帰らない
Boogie-Woogie Lonesome High-Heel
切なく見ないで

さあ踊りましょう 夜明けまで
Boogie-Woogie Lonesome High-Heel
愛よりリズムを

本曲の作詞を担当されている 戸沢暢美 氏のことは存じ上げませんが、
秋元康 に負けず劣らずの素晴しい歌詞だと思います。
特に最後の 「愛よりリズムを」 という一節は秀逸ですね。

コード進行的には、前作 「彼女と Tip On Duo」 に通ずるワザを
サビの部分で駆使していと見受けられます。

基本ケーデンスの Ⅳ → Ⅴ → ⅠⅣ△7 → Ⅳ♭aug → Ⅵm7
という風にリハーモナイズさせています。
(注:ネット検索してみると、Ⅳ♭aug のコードを Ⅳ♭7-13 と解釈している
ものもありまして、聴き直してみると確かにそちらの方が正解のような気がします。)

「彼女と Tip On Duo」 と弾き比べてみると面白そうですな。

それと、上田知華の作品全般に見受けられる傾向ですが、
「符割り」 に関する工夫といいますか、
1曲の中で多様な長さの音符を実に巧みに組み合わせていると感じます。

本曲の場合、サビの16分音符の符割りを際立たせるために、
意図的にAメロ、Bメロの符割りを4分・8分音符で構成していると確信します。

「よーあけーまで、ぶーぎうぎろんさむはいひー」

一聴すると早口言葉にも聴こえてしまう (そうか?) この一節で
リスナーに強力なインパクトを与えるため、
イントロ、Aメロ、Bメロ、と伏線をまぶしながら引っ張っているのが、
職業作曲家としての 上田知華 の本領発揮と感じてしまいますね。



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 11月定例やまぼうしライブ






日時 11月9日(金)19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
出演 19時30分~ BLUES和也 (イカサマロック)
    20時15分~ FJ-KOBA
              (ギターインスト・弾き語り)






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