弾かないギタリスト
2017年6月21日のヤフーニュースに掲載されていました。
このニュース見出しを発見した第一印象は、
「え? 松木さんが亡くなったのか!」 ではなく
「山下達郎のギターの師匠」 としてチョー有名なお方であり、
また、村上ポンタ 氏にとっては頭の上がらないオヤブンとして、
そして、70~80年代のフュージョンブームを支えた
故・鈴木“コルゲン”宏昌 氏が率いる ザ・プレイヤーズ のメンバーとして、
日本の音楽、特にジャズ・フュージョン界を語るににおいて
外すことのできないキーパーソンのお一人です。
とはいえ、それはあくまでリアルタイムで70~80年代の
日本のフュージョン等を実体験した方々にとってのハナシであり、
失礼ながら2017年の今日においてはまったく知られた存在ではないはず。
ちなみにこちらがヤフーニュースの本体です。
「今夜は最高!」(1981~82年)にレギュラー出演した
フュージョンバンド「ザ・プレイヤーズ」などで活躍した
名ギタリストの松木恒秀さんが18日に死去した。68歳。
21日、松木さんが率いたバンド「What is HIP?」の
フェイスブックで伝えられた。
「6月18日(日)松木恒秀が他界しました。
松木恒秀を支えていただき、感謝しています。
ありがとうございました。
通夜葬儀戒名なしとの遺言でしたので、静かに送ります」と報告。
死因は明かされていない。
数多くのミュージシャンをサポート。
六本木のライブハウス「ピットイン」で収録された山下達郎(64)の
ライブアルバム 「IT'S A POPPIN' TIME」 (78年) などで知られる。
深く関わった伝説のミュージシャン、という 「箔」 ゆえに
ヤフーニュースに取り上げられた、というのが真相と思われます。
達郎師匠のインタビュー記事やポンタ氏の自伝によると、
いわゆる 「昔気質」 のスタジオミュージシャンだったようで、
仕事内容が気に入らないと勝手にスタジオから帰ってしまう、
なんてのは日常茶飯事で、生意気な新人ミュージシャンを見つけると、
子分 (ポンタ氏) に 「ぶん殴ってこい!」 と命令していたとか。
ギタープレイ、特にアドリブソロに関しては、
「弾かない = 間の取り方が絶妙」 という評価が定番です。
70~80年代のフュージョン界の大御所の大往生に合掌。
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▼ 7月定例やまぼうしライブ
日時 : 7月14日(金) 19時30分~21時00分
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
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