体質改善
昨日の続き・・・かな?
ここ20年くらい、オイラは 「ちゃんとしたオリジナル曲 = 完成品」 を作っていません。
なので、実際にオリジナル曲を作成して、
発表しているアマチュアミュージシャン諸兄に対して
エラそうに意見を述べる資格などありませぬが、
まあ、独り言と思って聞き流してつかあさい。
前述のとおり、オイラは 「完成品」 は作っていませんが、
それでも、DAWを起動しては、「曲の断片 = モチーフ」 だけはいくつも作っています。
特に、「アコギ弾き語り形式」 でオリジナル曲を作っていた20代の頃は、
オリジナルとは名ばかりで、「似たような曲」 のオンパレードだったと述懐します。
ハードロックっぽい曲、山下達郎みたいな16ビートの曲、YMOみたいなテクノな曲、
をイメージして曲づくりを始めてみるも、やはり 「似たような曲」 になってしまいます。
なぜそーなってしまうのか? 原因は明白でした。
オイラは、吉田拓郎の影響でフォークギターを始めて以来、
「その他のジャンルの音楽のギターや楽器を一切練習してこなかったから」
に他なりません。
では、どーしたらいい?
その答えは、
「今まで演奏したことのないジャンルのギター (楽器) を練習すること」
でした。
特に、フォーク出身のオイラにとって、ハードロックに代表される洋楽の多くは、
「聴くものであって、演るものではない」 いや、正確には
「自分でも演ってみたいが、その技量がない」 ものだったので、
まずその技量を習得することが、
新しいオリジナル曲づくりへの第一歩であると確信していました。
というワケで、22~23歳の頃から、とにかく洋楽をコピーしまくりまして、
「フォーク体質」 から 「ロック体質」 への改善を図ったワケです。
(ついでにコード理論、スケール、リハーモナイズ等についても学習しました)
んで、20代の後半あたりから現在にいたるまで、
オイラが行っているオリジナル曲づくりのルールは次のとーりです。
・「アコギ弾き語り+鼻歌スタイル」 では作曲しない
・ あえて自分の好きな曲の 「盗作もどき」 を作る
・ コード進行やベースラインは、なるべくワンパターンにする
・ なるべく 「転調・移調ワザ」 を駆使する
・ なるべく 「論理的」 に主旋律を作る
こと 「曲づくり」 という点において、オイラが永遠の目標としているのは、
・ レッツ・グルーヴ / アース・ウィンド・アンド・ファイア
・ 君の瞳に恋してる / フランキー・ヴァリ
の2曲。
レッツ・グルーヴ に関しては、あのベースライン (リフ) がすべてであり、
「短くても強烈なメロディがあれば、それだけで1曲を作ることが可能である」
ことを証明しています。
そしてその 「強烈なメロディ」 とは、別に主旋律でなくても良い、という最高のお手本です。
君の瞳に恋してる もしかり。
サビ前に登場するリフとサビの強力なメロディ。
いずれも 「一度聴いたら絶対に忘れない」 という点において、
歴史的発明と言っても過言でないと思っています。
オイラはこの2曲の共通点は
「コード進行がメロディを引っ張っているのではなく、メロディがコードを引っ張っている」
ことだと分析します。
オイラは自分の経験則から、多くのアコギ弾き語り系アマチュアミュージシャンの欠点は、
「コード進行に引っ張られるオリジナル曲しか作れない」 点であると思っています。
だったら、アコギを使わない作曲法にチャレンジしてみよう!
というのがオイラの提言でござんす。
▼オイラもいつかはこんなオリジナル曲を作って、弾き語ってみたいズラ。
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■
▼ 5月定例やまぼうしライブ
日時 : 5月12日(金) 19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
内容 : 19時30分~ WoodyBell (アメリカンフォーク)
20時15分~ Grün (ギター&ピアノデュオ)
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです
※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります
※宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります
※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■