初夜楽団

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昨日 (2017年4月16日)、オイラのお気に入りのアマチュアバンドのひとつ 
「そのひぐらし」自主制作CD発売記念ライブを開催するとのことで、
静岡市のライブハウス UHU まで観覧に行ってまいりました。
 
彼ら4人は、自分たち専用のスタジオを持ち、この10年間、
ひたすら自分たちのオリジナル曲のみを練習し続けたとのこと。

カバー曲等は1秒たりとも練習したことがなんだと。オイオイ、マジか?

 
果たして、そのライブは自分たちの持ち歌全18曲を約2時間かけて演奏し、
出演者もお客さんも疲労の果てに大団円を迎えることとなりました。
 

ライブの感想は、恐らく関係各位が「素晴らしかった」 等の

好意的なコメントを寄せてくれると思うので、
ヘソ曲りのオイラは、あえて彼らに警鐘を鳴らしたいと思いますっ。
 
オイラがヒジョーに気になったのは、

彼らの「音楽の引き出し」 がほぼすべて開いてしまった、

と感じたこと。
 

アマチュアミュージシャンの誰もが陥る「罠」 のひとつに、

「似たようなオリジナル曲しか作れなくなってしまう」症候群というモノがあります。

 
新しい分野の曲を作ってみようと思っても、
どうしても自分の手クセ、歌クセから離れることができない。
もう少し速いテンポで演奏してみたいと思っていたのに、
気がつくといつもの自分のテンポに戻っている。
 
マチュアでなくても、楽器演奏者、曲づくり経験者であれば、
誰もが対峙するハードルです。

このハードルを乗り越えるためにはどうしたらいいか?
ハッキリ言って、明確な答えはありません。
 

ちなみにオイラの場合は、音楽の「体質改善」 を図ることにより

ハードルを乗り越えようと思いました。

自分では 「成功した」と自己評価していますが、客観的評価はわかりません。

 

具体的には、「フォーク体質」を 「ロック体質」 に改造するために、

ロック、ファンク等のリズムギターをコピーしまくり、

自分の「手クセ」 を矯正したということです。

 

「そのひぐらしの場合、フロントマンであり、グルーヴマスターであり、作曲担当の

熊井 氏の音楽センスに委ねられる部分が多大であるので、彼の音楽的方向性が、
今後のバンド全体の方向性を左右することは間違いありません。
 

「自分たちのオリジナル曲しか練習したことがない」というのは、

たしかに美談ではありますが、バンドの将来性という観点で見た場合、
オイラ的には、決してプラス要因ではないと思います。
 

オイラ的には、「そのひぐらし」には、どこぞの得体の知れない演歌歌手みたいに

「苦節●年、この4人で活動し続けてまいりました~」的な

お涙頂戴浪花節にはなって欲しくない。
むしろ、ストーンズみたいに、変わっていないように見えて、
実は変わり続けているスタンスを求めます。
 
せっかく、今までの総決算的なライブを敢行したワケだから、
これを機に、新たなステップに踏み出してみる、というのも一興ではないじゃろか?
 

以下、オイラが無神経に要望事項(挑戦して欲しいこと) を列記します。

 
・コードではなくリフからの曲づくり
・ワンコードの曲づくり
・斬新なコード進行の曲づくり
・転調・移調ワザ、リハーモナイズワザの導入
変拍子ワザの導入
ポリリズムの導入

・奇数拍ではなく偶数拍(ビート) を意識したメロディづくり

・主旋律へのブルーノートスケールの積極的な導入
・コール&レスポンス的なコーラスの導入

なーんて、いつもオイラが直接、本人たちに言っていることと同んなじでしたな。
んでは、もう一言、付け加えさせていただきませう。

「Don’t Trust Over 30」
(=30歳以上の大人の言うことはウソばかりだから信用するな!)

ジジイの御託に耳を貸す必要はありませんぞ。
なんてな。



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▼ 月定例やまぼうしライブ











  日時 : 5月12日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~ WoodyBell (アメリカンフォーク)
       20時15分~ Grün (ギター&ピアノデュオ)



▼ 関連リンク












※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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