ルーツミュージックへの敬意は必要だと思います
突然ですが、オイラは 「ブルース」 ミュージックがキライです。
具体的には、三大キング や マディ・ウォータース に代表されるバンド系の シカゴブルース、
ロバート・ジョンソン らに代表される弾き語り系の デルタブルース、
これらをフィーチャーしたアマチュアミュージシャンのライブを観に行ったりすると、
最初の30分くらいは楽しめるのに、同じような展開の曲、ジャムが延々とエンドレスに続き、
「も~! いい加減にしろ!」 という心理状態に陥ってしまいます。
ストーンズ 等に代表される R&B 系は大好きです。
やはりダンス・グルーヴが感じられる曲は楽しいですね。
・・・というようなことを、オイラは何度となく当ブログや、
オイラ自身がライブ出演した際のMCで述べてきておりますが、
いつぞや知人のアマチュアライブを観に行ったとき、
「次はPAしのらりさんがキライなブルースの曲を演ります」
というソリッドな (?) 口上の後で、彼が言うところのブルースの曲を披露しました。
・・・が、それはオイラ的には 「ブルース」 でも何でもない 「ブルーな歌詞の曲」 だったワケです。
普通、ロック系ミュージシャンであれば、「ブルース」 というと、
・12小節単位が基本で、
・シャッフル系グルーヴ主体で、
・3つのセブンス系コードを多用して、
・マイナーペンタトニック主体のスケールで、
構成される曲というか、ジャムを連想するワケですが、
オリジナル曲を得意とするフォーク系アコギ弾き語リストの多くは、
別に上記のようなルールに縛られることのない 「なんちゃってブルース」 もひっくるめて、
「ブルース」 とカテゴライズしているように思われます。
昭和歌謡 にも 「●●ブルース」 というタイトルが付いた曲は多々存在しますが、
それは決して音楽スタイルのブルースを踏襲しているワケではなく、
曲そのものは徹頭徹尾 「歌謡曲」 です。
よく 和田アキ子 がテレビ番組で、ブルースがどーたらこーたらと発言していますが、
和田アキ子 をブルースシンガーだと認識しているプロミュージシャンなど
ハッキリ言って皆無でしょう。
音楽スタイルを型にはめてカテゴライズすることを無意味と主張する方は少なくありませんが、
オイラは 「とても意味があること」 と認識しています。
オイラは、「シカゴブルース」 も 「デルタブルース」 も好きではありませんが、
「なんちゃってブルース」 をこれらルーツミュージックと同等に扱うことは、
ブルースの先達、元祖ブルースマンたちに失礼ではないか? という思いが強いです。
なんてな。
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▼ 11月定例やまぼうしライブ
日時 : 11月11日(金) 19時30分~21時00分
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです
※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります
※宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります
※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
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