アコギでロックを弾き語りたい (その4)

ユーチューブでロックの名曲を検索する際、曲名と併せて 「acoustic cover」 と付け加えると、
マチュアによるアコギ弾き語り動画が多数ヒットします。

オイラは以前からこれら動画を参考とさせていただいていますが、
まずは自分なりに原曲を耳コピし、これをアコギ一本で再現するにはどのような奏法が適格か、
について、いろいろと試行錯誤を行い、ある程度、固まったところで前述動画を見るようにしています。

当然ながら、自分が試した奏法と似たものもあれば、まったく違う楽曲理解のもとで構築されたもの、
たとえば原曲はスウィングしているのにスクエアなグルーヴに改編したもの、
力強いロックテイストをスローテンポのバラードに大きく改編してしまったもの、等々。
ちなみに、オイラ個人的には、激しい曲をバラードにする手法は大嫌いです。
なんたって 「誰にでも思いつく」 パターンだし、「もっとも安易」 な 「アコギでロックを弾き語る方法」 なので。
クラプトンがレイラをアコギでバラード調に改編して演奏するのは、ハッキリ言っていただけません。

さて、本日はオイラが現在、鋭意練習中の 「迷信」 について動画検索してみます。

原曲はこちら。

原曲はメインリフを黒鍵のみのマイナーペンタトニックで弾くため、Key=Eフラットに設定してますが、
アコギの場合は解放弦を有効利用するため、Key=Eに半音上げすることが一般的です。

一聴しておわかりのとおり、この曲をアコギで弾き語る場合、
クラビネットによるメインリフをどのようにアコギで演奏するか、がキモとなります。

原曲の三連グルーヴを少しスクエアにして、テクニカルにアレンジしたバージョン

イントロはオクターブ奏法でメインリフを再現してますが、歌メロに入るとコードカッティングに移行。
オイラ的には歌メロのバックでもリフを弾き続けた方がカッコ良いように思えますが。
さらに言えば、オクターブ奏法だと三連グルーヴを出すのが難しいので
単音リフの方がよさげではないか、とも感じてしまいます。
間奏部分になるとグルーヴがヨレヨレになってしまうのはご愛嬌。

オイラ的にはイチバン好きなアコギカバーバージョン。

原曲にイチバン忠実で、変にテクニカルに走ることもなく
なおかつ原曲に対するリスペクトが感じられます。
オイラが試行錯誤しているバージョンとはちょっちフレーバーが違いますが、
原曲のグルーヴを完コピしているところは一緒でござんす。
ちょっちボーカルがおとなしすぎる点が玉にきずですな。


というワケで、ロックの名曲をアコギカバーする場合のユーチューブ活用方法の一例でしたっ。
あ、「迷信」 はロックではなくソウルですが・・・ (汗) 




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▼ 10月定例やまぼうしライブ












  日時 : 10月9日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~ Tacaco (ピアノ弾き語り)
       20時15分~ クロキユウタ (ギター弾き語り
 


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トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)








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