オイラ的ミキシング操作の基本
ミキサーには多くのツマミやフェーダー、スイッチ類が装備されています。
音楽関係者だけでなく世間一般の方の多くは、ミキサーが
「音量バランスを整える機器」であることをご存知であると思いますが、
どのツマミを動かせばどれだけ音量が変わる、という点に関しては音楽関係者でなければわからないと思います。
さらに、音量を決定する際の 「基準値」 の概念、具体的な設定方法となると、
宅録ヲタやPA関係者でなければ、恐らくわからないだろうと妄想します。
音楽関係者だけでなく世間一般の方の多くは、ミキサーが
「音量バランスを整える機器」であることをご存知であると思いますが、
どのツマミを動かせばどれだけ音量が変わる、という点に関しては音楽関係者でなければわからないと思います。
さらに、音量を決定する際の 「基準値」 の概念、具体的な設定方法となると、
宅録ヲタやPA関係者でなければ、恐らくわからないだろうと妄想します。
ここから先は、専門学校など出ていない 「現場叩き上げのオイラの持論」 でありますが、
上記の3つの要素のうち、もっとも重要なのは 「ヘッドアンプ」 の設定です。
上記の3つの要素のうち、もっとも重要なのは 「ヘッドアンプ」 の設定です。
オイラが実際にPA現場でレベルを決定する手順を基に説明いたしますと、
ユニティゲインとは、入力された信号が増幅も減衰もせずに出力され、増幅率が1である状態のこと。
極論を言えば、この状態で入力された信号に 「音色変化」 を与える要因はヘッドアンプのみということで、
(実際はミキサー内部回路の様々な部品が入力音に影響を与えておりますが)
もっともS/Nが良い状態で入力音がミキサーから出力されていることになります。
極論を言えば、この状態で入力された信号に 「音色変化」 を与える要因はヘッドアンプのみということで、
(実際はミキサー内部回路の様々な部品が入力音に影響を与えておりますが)
もっともS/Nが良い状態で入力音がミキサーから出力されていることになります。
その後、出演者にマイク、DI等を繋いでいただき、同様に入力レベルの設定を行っていきますが、
恐らくここから先の方法論はPAオペレーターによって十人十色、様々なやり方をされていると思います。
恐らくここから先の方法論はPAオペレーターによって十人十色、様々なやり方をされていると思います。
当然、全入力チャンネルのレベル設定が終わった状態では、
すべてのチャンネルフェーダーはゼロデシの位置で一直線の横並び状態となっています。
理屈上では、すべての入力チャンネルがユニティゲインのバランスで出力されているはず。
つまり、すべての入力音が均等バランスで鳴っているはず、です。
すべてのチャンネルフェーダーはゼロデシの位置で一直線の横並び状態となっています。
理屈上では、すべての入力チャンネルがユニティゲインのバランスで出力されているはず。
つまり、すべての入力音が均等バランスで鳴っているはず、です。
しかしこのバランスでは、恐らくボーカルが他のパートの音量に埋もれてしまっていたり、
ギターソロの部分ではギターの音量が物足りなく感じられるはずです。
ギターソロの部分ではギターの音量が物足りなく感じられるはずです。
なので、このフェーダーが横一直線の状態から、強調したいチャンネルのフェーダーを上げる、
もしくは、強調したいチャンネル以外のフェーダーを下げる、
つまり 「均等バランスを崩して、強調したいチャンネルのフェーダーを上げる」 ことにより、
ミキサーのチャンネルフェーダーの 「見た目」 と、
実際にメインスピーカーから出力される音量バランスの 「聴感」 を、
統一させるようにしております。
もしくは、強調したいチャンネル以外のフェーダーを下げる、
つまり 「均等バランスを崩して、強調したいチャンネルのフェーダーを上げる」 ことにより、
ミキサーのチャンネルフェーダーの 「見た目」 と、
実際にメインスピーカーから出力される音量バランスの 「聴感」 を、
統一させるようにしております。
たまにPA初心者と思しき方のミキサー操作をチラ見してみると、
メインスピーカーからの音量バランスは問題ないのに、
チャンネルフェーダーが凸凹状態だったり、
マスターフェーダーがほとんど上がっていなかったり、
と、「フェーダーの見た目と聴感上のバランスがとれていない」 光景を見かけますが、
ハッキリ言ってオイラ的には実に気持ち悪い。
メインスピーカーからの音量バランスは問題ないのに、
チャンネルフェーダーが凸凹状態だったり、
マスターフェーダーがほとんど上がっていなかったり、
と、「フェーダーの見た目と聴感上のバランスがとれていない」 光景を見かけますが、
ハッキリ言ってオイラ的には実に気持ち悪い。
とまあ、繰り返しますがアマチュアPA屋のオイラが約25年のキャリアの中で試行錯誤した、
「現時点でのオイラ的最良のPAオペレーション方法」であります。
決してこれがベストだとは思っていませんし、オイラ自身、他の方法論にも興味があります。
ただ、他人から教わった知識でないことだけは確かなので、それなりの自負はありますがね。
「現時点でのオイラ的最良のPAオペレーション方法」であります。
決してこれがベストだとは思っていませんし、オイラ自身、他の方法論にも興味があります。
ただ、他人から教わった知識でないことだけは確かなので、それなりの自負はありますがね。
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■
▼ 10月定例やまぼうしライブ
日時 : 10月12日(金) 19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
内容 : 19時30分~ 風太 (ギター弾き語り)
20時15分~ 渡辺真由子 (ピアノ演奏)
日時 : 10月12日(金) 19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
内容 : 19時30分~ 風太 (ギター弾き語り)
20時15分~ 渡辺真由子 (ピアノ演奏)
▼ 北街道の唄プロジェクト
http://www.kitakaidounouta-project.net/
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクト。
森下さんへのメッセージを掲示板にお書きください。
CDをお買い求めいただければなおうれしス
http://www.kitakaidounouta-project.net/
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクト。
森下さんへのメッセージを掲示板にお書きください。
CDをお買い求めいただければなおうれしス
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■