ソフトウェアミキサーの解説動画

PA屋さんの多くはハードウェアミキサーの使用方法にはお手のものでも、
オーディオインターフェースに同梱される
ソフトウェアミキサー の使用には馴れていない方が少なくないのではなかろうか?

まあ、決して大きくは無いパソコンのディスプレイを使い、
いくつものレイヤー画面を切り替える操作体系は決してわかりやすいとは言えないし、
そもそもオーディオインターフェースのソフトウェアミキサーってのは、
DAW等の 「橋渡し役」 であり、それほど熟知していなくても致命傷にはなりませぬが。

しかし、16ch以上の入出力を有しているオーディオインターフェースであれば、
それ自体を簡易なヴァーチャル・ミキサーとして利用することが可能。
つまり、カフェライブ等の小規模現場であれば
ハードウェアミキサーを持ち込まずともコレ一台だけで事足りてしまうのであーる。

たとえば現在オイラが愛用している MOTU896mk3 であれば、
オーディオインターフェース本体内のチップにリバーブ、コンプレッサー、EQを内蔵しているので、
パソコンと接続してもパソコン側のCPUに負荷をかけることなく、
896のインプットに入力された信号にエフェクトを施し、任意のミックスバランスを、
任意のアウトプットから出力することができるのだあああ。

イメージ 1

イメージ 2

もっともハードウェアミキサーと違い、操作子はいちいちマウス等で動かさなければならないので、
ヒジョーに使いづらいことこの上ありませんが、逆を言えばその点に妥協(熟練?)すれば、
これほどコンパクトで、マルチトラックのライブレコーディングに役立てられて、
なおかつPAミキサーとして機能出来てしまう、と、なかなかの便利ギアなんであります。

それでは実際にソフトウェアミキサーを使うにはどーしたらいいのか?

1 パソコンにドライバー類をインストールする。
2 パソコンとオーディオインターフェースを接続 (USB or FireWire) する。
3 画面の指示に従って必要なソフトをインストールする。
4 ソフトウェアミキサーを立ち上げる。

・・・とまあ、一般的なパソコン関連機器の接続とほとんど変わらない。

肝心なのは、アタリマエながらソフトウェアミキサーの使い方、
つーかバーチャルであるが故のハードウェアとは一風違った 「概念」 の把握だと思います。

と言うワケで、ユーチューブを見てたら前述の MOTU896mk3
をコントロールするソフトウェアミキサー 「CueMix」 の解説動画がありますたんで、
これから他チャンネル入出力装備のオーディオインターフェースをゲットしようと目論んでいる方は、
ぜひともご覧あれ。



なお、実際にオーディオインターフェース搭載ソフトウェアミキサーだけで
DAWによるマルチトラックレコーディングと並行してPAオペを行おうと思ったら、
DAWソフト側のI/Oやミキサーの環境設定も必要になるかもしれませぬ。

参考までに。




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