DN360ではありません

オイラが所有する機材の中で唯一のクラシックプロ製品、
いや、スピーカーケーブル数本もクラシックプロだったな・・・

もとい、オイラが所有するアウトボード機材の中で唯一のクラシックプロ製品でおま。

低価格グラフィック・イコライザー、その名も 「CN360」
クラークテクニックの高級グライコ 「DN360」 をパロった名称であることは間違いないっ!
(本機を目撃した知り合いのPA関係者は間違いなく指さして馬鹿にします)

▼Classic-Pro CN360
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▼Klark Teknik DN360
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サウンドハウスが開店した1994年頃、31素子/2ch仕様のグライコと言えば、
定番のヤマハ2031を筆頭に、まず10万円を下回るような製品など皆無でありますた。

そんな中、驚愕の49,800円 (だったと思う) と言う低価格でリリースされたのが本機で、
たとえ聞いたことのないブランド (クラシックプロ) であったとしても、
貧乏アマチュアPA屋のオイラにしてみれば、藁をもすがる思いで本機の購入に至ったのでありますた。

ちなみにクラシックプロと言うブランドがサウンドハウス特有のものと知るのは、
それから2~3年後のことでありますた。参考までに。

さて、実際に使った感想はと言うと・・・特に違和感もなく、未だにフツーに使えております。
音質もオイラのPAシステムの中にあっては、本機が原因と思われる音質劣化も感じておりませぬ。
ただ、本体のチャチな造り、あまりに軽量な筺体からはじぇーんじぇん 「高級感」 は感じられませんね。

むしろ、現在オイラがメインで使用しているグライコ2機種の方が 「問題アリ」 かもしれませんが、
それはまた別の機会にブログってみたいと思いまする。

▼現在オイラがメインで使用しているグライコ2機種
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上 : Behringer DEQ2496
下 : tc.electronic1128 (2台)

いやー、それにしても約15年前は間違いなく高嶺の花であった業務用グライコが、
2011年の現在においては、5万円未満のほとんど民生機であっても 「使える」 レベルになっていようとは、
ホントに貧乏アマチュアPA屋にとってはいい時代になったな~と思います。

となると、当然、誰しもが同じような機材を使うことになるワケで・・・
「どのような機材を所有しているか」 ではなく、
「どこまで機材を使いこなしているか」 と言う点がますます重要視されることは間違いありませぬ。

うーぬ、オイラもフンドシの紐を締め直さねば・・・でも自信ないなあ~。
ちなみにオイラ、耳で聞いただけでハウリングポイントを特定するスキルはありませなんだ。
未だにスペアナを併用して「見て確認する」レベルを脱しておりませぬ。

ひえー、カミングアウトしちまった。
クライアントのみなさん、見捨てないでおくんなませ。




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