ＰＡにおけるトータルボリュームの設定方法など
evahula9 さんから次のようなコメントをいただきますた。
おじゃまいたします！ フラダンスをやっていますが、
自前のイベントやボランティア活動にＰＡ用の機材を購入いたしましたが、
色々わからないことが多く、ＰＡ豆知識を参考にしています。
特に、ミキサー、イコライザーなど使いこなしが難解で、
ぜひＰＡ豆知識で取り上げてください。
宜しくお願いいたします。
自前のイベントやボランティア活動にＰＡ用の機材を購入いたしましたが、
色々わからないことが多く、ＰＡ豆知識を参考にしています。
特に、ミキサー、イコライザーなど使いこなしが難解で、
ぜひＰＡ豆知識で取り上げてください。
宜しくお願いいたします。
うーぬ、それ （ミキサー、イコライザーの使いこなし） が簡単に理解できるようならＰＡ屋はいらねーぜ、
と言う気もするが、それを言っちゃあミもフタもありませんので、
オイラなりの方法論などをのたまわさせていただきませう。
と言う気もするが、それを言っちゃあミもフタもありませんので、
オイラなりの方法論などをのたまわさせていただきませう。
とは言うモノの、果たしてどこから切り込んでいけばいいものやら、
皆目見当がつかないと言うのが本音だったりする。
とりあえず、本日のところは 「メインスピーカーの音量設定」 の所から攻めてみたいと思いまする。
皆目見当がつかないと言うのが本音だったりする。
とりあえず、本日のところは 「メインスピーカーの音量設定」 の所から攻めてみたいと思いまする。
イベントでフラダンスをやられているとのことなので、
恐らくＰＡシステムの概要は次のような内容だと想像します。
恐らくＰＡシステムの概要は次のような内容だと想像します。
○入力系 ＭＣ（司会）用マイク ボーカル用マイク ＢＧＭ（ＣＤ／ＭＤ／カセットデッキ） ○調整系 コンパクトミキサー あるいは アンプ内蔵（パワード）ミキサー グラフィックイコライザー エフェクター（リバーブ等） ○出力系 パワーアンプ メインスピーカー ＦＢ（フォールドバック＝モニター用）スピーカー
さて、上記のようなＰＡシステムをお持ちの場合、イベントにおいてＰＡ設営を済ませた後、
どのようにして会場に流す音量 （トータルボリューム） を決定すればいいのだろうか？
どのようにして会場に流す音量 （トータルボリューム） を決定すればいいのだろうか？
普通に考えれば、ＢＧＭを再生し、そのミキサー入力チャンネルのゲインを調整し、
チャンネルフェーダーを「０ｄＢ」まで上げてから、ゆっくりとマスターフェーダーを上げる。
そして、マスターボリュームのメーターが適正値に振れていることを確認した後、
徐々にパワーアンプのボリューム （注：正確にはアッテネーター） を上げていき、
適度な音量になったらそこで固定する、と言うのが一般的だと思う。
少なくとも、オイラはそうやってトータルボリュームを設定している。
チャンネルフェーダーを「０ｄＢ」まで上げてから、ゆっくりとマスターフェーダーを上げる。
そして、マスターボリュームのメーターが適正値に振れていることを確認した後、
徐々にパワーアンプのボリューム （注：正確にはアッテネーター） を上げていき、
適度な音量になったらそこで固定する、と言うのが一般的だと思う。
少なくとも、オイラはそうやってトータルボリュームを設定している。
ちなみに実際のＰＡ現場では、
「パワーアンプはフルテンで使用するのがイチバン音質が良い」 と言う風潮があり、
アンプはフルテンで、ミキサーのマスターボリュームの方を調整して （下げて） 使用する、と言う方も少なくない。
なので、上記の方法は 「オレ流」 であることを付記させていただく。
「パワーアンプはフルテンで使用するのがイチバン音質が良い」 と言う風潮があり、
アンプはフルテンで、ミキサーのマスターボリュームの方を調整して （下げて） 使用する、と言う方も少なくない。
なので、上記の方法は 「オレ流」 であることを付記させていただく。
さて、上記の方法でトータルボリュームが設定できれば問題ないが、
これは出力に十分余裕のあるパワーアンプを使うことが前提であり、
もし、出力が小さいパワーアンプしか所有していない場合は、
もっと音量を上げたいのにすでにトータルボリュームのツマミはフルテンで、
これ以上音量を上げるには、ミキサーのフェーダーを上げるしかない、
と言うケースも少なからずある、と想像する。
これは出力に十分余裕のあるパワーアンプを使うことが前提であり、
もし、出力が小さいパワーアンプしか所有していない場合は、
もっと音量を上げたいのにすでにトータルボリュームのツマミはフルテンで、
これ以上音量を上げるには、ミキサーのフェーダーを上げるしかない、
と言うケースも少なからずある、と想像する。
しかし、これはそもそも軽自動車のエンジンでトラックを動かそうとしているようなモノであり、
ハッキリ言って無理！ 「ない袖は振れない」 のである。
ハッキリ言って無理！ 「ない袖は振れない」 のである。
オイラの持論としては、安価な小型ＰＡシステムでも、
適正な入力レベル（ゲイン）調整を行い、適正な出力レベル （マスターフェーダー） を設定すれば、
パワーアンプ ～ スピーカー からは、歪みのない、いたってノーマルな音質で
ＰＡサウンドが出力されるはず、と言う方法論を基にＰＡシステムを組んでいる。
適正な入力レベル（ゲイン）調整を行い、適正な出力レベル （マスターフェーダー） を設定すれば、
パワーアンプ ～ スピーカー からは、歪みのない、いたってノーマルな音質で
ＰＡサウンドが出力されるはず、と言う方法論を基にＰＡシステムを組んでいる。
では、高出力のアンプがない、追加するスピーカーがない、場合はどうしたらいい？
ハッキリ言って対処のしようがありましぇん。
ハッキリ言って対処のしようがありましぇん。
そうならないためにＰＡ屋は予備のアンプ、予備のスピーカーを常に機材車に積載しているワケで、
そーゆーところもプロとアマの違いであると認識しておりまふ。
そーゆーところもプロとアマの違いであると認識しておりまふ。
繰り返すが、ミキサー側でレッドゾーンまでメーターが触れるくらいマスターフェーダーを上げてしまうと、
ミキサーからの出力音はとたんに歪んでしまい、ハウリングしやすい音質になってしまうので、
あくまでミキサーからの出力は、「適正値」 に設定することが何より肝要だと思いまする。
ミキサーからの出力音はとたんに歪んでしまい、ハウリングしやすい音質になってしまうので、
あくまでミキサーからの出力は、「適正値」 に設定することが何より肝要だと思いまする。
結論としては、手持ちＰＡシステムのトータルボリュームが小さいときは、
①高出力パワーアンプに取り替える、②スピーカーの本数を増やす。
それが無理な場合は、③スピーカーを客席に近づける、④客席をステージに近づける、
ことで対処する。
①高出力パワーアンプに取り替える、②スピーカーの本数を増やす。
それが無理な場合は、③スピーカーを客席に近づける、④客席をステージに近づける、
ことで対処する。
・・・と考えますが、マールさんのご意見、見解やいかに？
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▼ あやあねさん情報
清水ＪＡＭＪＡＭＪＡＭ ブラボーチップナイト に出演
日時 ： ７月２５日（金）時間未定
会場 ： 清水ＪＡＭ ＪＡＭ ＪＡＭ
出演 ： あやあね他（詳細未定）
清水ＪＡＭＪＡＭＪＡＭ ブラボーチップナイト に出演
日時 ： ７月２５日（金）時間未定
会場 ： 清水ＪＡＭ ＪＡＭ ＪＡＭ
出演 ： あやあね他（詳細未定）
▼ ８月定例やまぼうしライブ
日時 ： ８月８日（金）１９時３０分～２１時００分
会場 ： コーヒー＆ギャラリー「やまぼうし」
料金 ： ＠５００円（ワンドリンク付き）
出演 ： １９時３０分～ 塩倉亮治 ＳａｌｔｙＢｌｕｅｓ
２０時１５分～ あぶぅ 動いている人生さ
http://www.geocities.jp/garage_miho/photos/20080808yamaboushilive_flyer.bmp
日時 ： ８月８日（金）１９時３０分～２１時００分
会場 ： コーヒー＆ギャラリー「やまぼうし」
料金 ： ＠５００円（ワンドリンク付き）
出演 ： １９時３０分～ 塩倉亮治 ＳａｌｔｙＢｌｕｅｓ
２０時１５分～ あぶぅ 動いている人生さ
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▼ やまぼうしライブ増刊号
日時 ： ８月１７日（日）１６時００分～１８時３０分
会場 ： コーヒー＆ギャラリー「やまぼうし」
料金 ： ＠５００円（ワンドリンク付き）
出演 ： （調整中）
日時 ： ８月１７日（日）１６時００分～１８時３０分
会場 ： コーヒー＆ギャラリー「やまぼうし」
料金 ： ＠５００円（ワンドリンク付き）
出演 ： （調整中）
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