1979年、第2のビートルズ、一発屋

本日のブログタイトルである「 1979年、第2のビートルズ一発屋 と聞いて、
みなさん、何を連想されたでしょーか。

オイラ的正解は、1979年に華々しいデビューを飾り、
デビュー曲 「マイ・シャローナ」 がいきなりビルボード6週連続第一位となり、
その音楽性の高さから 「第2のビートルズ」、「ビートルズの再来」 と呼ばれながらも、
見事にこれ1曲でフェードアウトしてしまい、
典型的な 一発屋 のレッテルを貼られてしまった悲運のロックバンド
「ザ・ナック」 のことでありやんす。


「マイ・シャローナ」 が発売されてから今年で29年目だと言うのに、
未だにCMソングに採用されたり、最近はお笑い芸人・エドはるみ のBGMに使われたり、と、
ロック史に残る名曲であることは間違いない。

しかし、デビュー曲の印象の強烈さに比べて、なんとバンドそのもののイメージの希薄なこと!
果たして、バンドメンバーの数やメンバーの名前を正確に覚えている方が何人いらっしゃるだろうか?

オイラ的に記憶に残っているナックのエピソードとしては、
「マイ・シャローナ」 の世界的大ヒットの勢いのまま初来日を果たし、
渋谷陽一 が彼らに (恐らくロッキン・オンの) インタビューを行った際、
リーダーのダグ・ファイガーが豪語したこのセリフに尽きる。

「僕らは“ビートルズの再来”とか言われているけど、
 ハッキリ言って僕らはすでにビートルズを超えてるよ。」

だと。

後年、渋谷陽一 が自身のFM番組 「ヤングジョッキー」一発屋特集」 を企画したとき、
「ヤツら(ナックのこと)、オレたちはすでにビートルズを超えている、とか
 好き勝手にエラそうなことを言っていましたが、ものの見事に一発でコケまして、
 ありがたく本日の一発屋特集に組み込ませてもらいました。
 まったくザマーミロって感じですね。」

オイラのつたない記憶でも、当時、「マイ・シャローナ」 を聞いて、
「ああ、これは一発屋だな。」 と直感した人が大半だったと思う。
知らぬは本人たちだけだったとは、なんともお粗末極まりない。

今でも 「マイ・シャローナ」 を聴くたびに、
人間、生きていくうえで大切なのは 「謙虚な心」 なのだと言うことを思い出してしまいやす。

ご愁傷様でした~。

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