タテかヨコか、それが問題だ

さて問題。

音楽を表現する言葉のひとつである、タテノリヨコノリ の違いって何?

意外とこの違いを明瞭に説明した文献やサイトって見当たらないが、
オイラは長い間、自分勝手に次のように解釈していた。

スイングしていないのがタテノリ
スイングしてるのがヨコノリ


スイング っつーのは、もちろん四分音符を三連符に分割する一般的なジャズのノリのことであり、
もっとざっくばらんに言えば、ハネているかいないか、
タテヨコ の違い、と勝手に思い込んでいた。

じゃあシャッフルビートのハードロックはヨコノリか? と言われれば
オイラは 「ヨコっぽいタテノリ」 と思っていたし、
AORによくある16・3連グルーヴの曲(例:ロザーナ by TOTO)等は、
「タテっぽいヨコノリ」 と思っていた。
ついでに言えば、8ビートでもスイング感のあるディスコの曲(例:ステイン・アライブ by BEE GEES)等は、
「タテだけどヨコ要素もある(?)」 と思っていたワケだ。


ところが先日、何の気なしに Wikipedia「タテノリ」 を調べてみたら次のように解説されていた。

縦ノリ(たてのり)とは、現代ポピュラー音楽のノリのうち、垂直に体を動かしたくなるノリを表現した言葉。

具体例を挙げると、音楽を演奏する時や聴く時に頭を縦に振る、ヘッドバンギング
立っている場で縦に飛び跳ねる、などの態様で感受するノリ。

縦ノリ に対して 横ノリ という言葉もあるが、
縦があるなら横という表現も(縦ノリ ではないノリは?)、と生まれた言葉で、
もともとは、上記のような感受性を表現した 縦ノリ という表現が最初。
横ノリという言葉は、ジャズ、ソウルミュージック、R&Bなどの
黒人音楽の流れを受けたグルーヴ感のあるノリを指して使う場合が多い。


▼直リンク
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B8%A6%E3%83%8E%E3%83%AA


ふーん、そーなんだ。

結果的に当たらずとも遠からじ、と言うカンジもするが、
「そんなに曖昧な言葉だったのか」 と言うのが率直な感想ですな。

つーか、他のミュージシャン諸兄は、この言葉をどーゆー意味として捉えていたのか、
そっちの方が気になる今日この頃。

みなさんはタテとヨコの違いをどう解釈してまっか?




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