橋本三十郎は今いずこ
橋本三十郎をご存知か?
椿三十郎ではありませぬ。
橋本三十郎をご存知か?
ご存知ない?
そらーそーだろう。
なんつったって静岡で活動していた超ローカルな劇団員(俳優)のことですからー!
今を去ること10~15年前、静岡で活動していた「劇団GM」ってな劇団があり、
同劇団の座長が現在の「伽藍座長」こと佐藤剛氏で、橋本三十郎氏はそこの看板女優(女性ですっ!)であった。
で、当時オイラが目撃した同劇団の芝居では、必ずと言っていいほど橋本氏が主役を張り、
アマチュアながら多くの感動名シーンを演じてくれますた。
決して数多くの芝居を見たワケではないが(せいぜい4~5本くらい?)、
そのいずれも、橋本氏の強烈なキャラ、演技、セリフ、パフォーマンスが脳裏に焼きついている。
オイラはすっかり橋本三十郎のファンになっちまったが、
その後、彼女は「医師になりたい」という希望から、当時、薬剤師として勤務していた病院を辞め、
改めて医科大学に入学するという根性の入った人生を選択したらしいが、その後の音沙汰は不明でやる。
もう夫婦漫才を彷彿させるような、伽藍座長と橋本三十郎の掛け合いが見られないのは、
かえすがえす残念であるが、彼女が選択した人生であるので、第三者が口を挟む筋合いではありまへん。
ちなみにオイラ、橋本氏とは懇意ではなかったが、関係者・知人の話によると、
普段の橋本氏は、とても舞台の上での「キレキャラ」からは想像できない、
それはそれは温厚で物静かな人となりらしい。
さて、話はその橋本氏がまだ静岡でブイブイ活躍中だった15年くらい昔のこと。
そもそもオイラがアマチュア劇団の芝居を見に行くようになったキッカケは、
オイラの機材ヲタク仲間である 捨石 氏とのつながりから。
捨石氏は、静岡大学在学中、演劇部に所属しており、そこで芝居用音楽を作曲~録音~作品化していて、
オイラも自分の宅録作品などをもって捨石宅に伺っては、
あーでもない、こーでもないと作品批評やら、宅録機材についてヲタ話を交わしていた。
で、捨石氏が、劇団GMのために作った音源を今度の公演で使用するという話から、
初めて「芝居」なるモノを見に行った次第でやる。
ちなみに、捨石氏と伽藍座長、さらに現在、PA・照明屋として懇意にしていただいているH氏は、
前述の静岡大学演劇部出身の同窓生で、いずれも他県、他地区から静岡大学にやってきたにもかかわらず、
あれから20年経った現在も、未だに静岡で演劇関係の業務に携わっている、という事実に驚きの念を禁じ得ない。
いやー、学生時代に情熱を傾けていた趣味に、
いまだに、さらに磨きを掛けてのめりこんでいる姿って、なんかゴイスなことでないかい?
でもって、その頃、オイラは20代半ばで、給料のほとんどを機材導入に明け暮れていたが、
偶然、サウンド&レコーディングマガジンの「売ります・買います」コーナーにて、格安商品を発見!
Roland R8ってなリズムマシンの中古がたしか5万円くらいで出品されているのを発見して、
すぐさま出品者に連絡を入れた。
ちなみに当時はインターネットもなければ、当然ネットオークションなんてのも存在しないので、
出品者とのやりとり方法は、
① まず購入希望者が出品者に往復葉書で購入希望の旨を伝え、
② 出品者は購入希望者の中から購入対象者を選び、往復葉書(返信用)で返事をする。
③ その後、電話等で発送方法、もしくは受け渡し日時場所を調整し、取引を行う。
という流れであった。
さらに当時は「オークション」という発想そのものがなかったので、
出品者が提示した「売値」がそのまま「落札額」となっていた。
そう考えると穏やかな時代だったな~。
で、オイラが購入希望の葉書を送ったRoland R8は格安商品であったため、購入希望が殺到したらしいが、
出品者のT氏は、なぜかその多くの希望者の中からオイラを購入対象者に選んでくれた。
その後、東京在住のT氏と受け渡し方法について電話で連絡を取り合い、
オイラは都内の中古楽器屋めぐりの傍ら、直接T氏から商品を受け取るべく、東京まで出掛けることとした。
さらに「中古楽器屋めぐりに行く」と言う誘い文句に乗せられて、捨石氏も同行することとなった。
果たして、T氏と面会したオイラは、開口いちばん次のような言葉を交わした。
オレ 「なぜ僕を購入対象者に選んでくれたんですか?」
T氏 「姉が静岡大学卒業で、なんとなく静岡の人を選んじゃいました」
捨石 「え? 僕も静岡大学です! お姉さんの学部はどこですか?」
T氏 「んーと、学部はわかりませんが、演劇部に所属していました」
捨石 「え? 僕も演劇部です! ・・・もしやTさんのお姉さんって、T橋●子さんですか?」
T氏 「そ、そうです! えー、すごい偶然ですねー!」
ぬわんと、T氏は橋本三十郎の弟さんだったのだ!
いやー、これには心底ビックリ!
ちなみにT氏は東京で音楽制作活動の仕事をしているそうで、
姉弟揃って一芸に秀でていると言うのはなかなか興味深い。
そんなこともあって、オイラにとってはさらに身近に感じる存在となった橋本氏ではるが、
前述のとおり現在の去就はまったくの不明。
もし今でも劇団活動を続けているのなら、ぜひもう一度見てみたいと強く願います。
橋本三十郎は今いずこ・・・
(オマケ)
驚くなかれ、ネット上に橋本三十郎の写真が流出(?)しておりますた!
http://plaza.across.or.jp/~rasen-tn/html/danin/hashimoto.html
でもこれ、何の芝居のときの写真よ? わかんねー。
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▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
http://www.geocities.jp/garage_miho
▼ 12月定例やまぼうしライブ
日時 : 12月14日(金)19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
料金 : @500円(ワンドリンク付き)
出演 : 19時30分~ 丸山研二郎 (ミラクル・アコギ・インスト)
20時15分~ BLUES和也 (てぃーんず・ぶるーす)
http://www.geocities.jp/garage_miho/photos/20071214yamaboushilive_flyer.bmp
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椿三十郎ではありませぬ。
橋本三十郎をご存知か?
ご存知ない?
そらーそーだろう。
なんつったって静岡で活動していた超ローカルな劇団員(俳優)のことですからー!
今を去ること10~15年前、静岡で活動していた「劇団GM」ってな劇団があり、
同劇団の座長が現在の「伽藍座長」こと佐藤剛氏で、橋本三十郎氏はそこの看板女優(女性ですっ!)であった。
で、当時オイラが目撃した同劇団の芝居では、必ずと言っていいほど橋本氏が主役を張り、
アマチュアながら多くの感動名シーンを演じてくれますた。
決して数多くの芝居を見たワケではないが(せいぜい4~5本くらい?)、
そのいずれも、橋本氏の強烈なキャラ、演技、セリフ、パフォーマンスが脳裏に焼きついている。
オイラはすっかり橋本三十郎のファンになっちまったが、
その後、彼女は「医師になりたい」という希望から、当時、薬剤師として勤務していた病院を辞め、
改めて医科大学に入学するという根性の入った人生を選択したらしいが、その後の音沙汰は不明でやる。
もう夫婦漫才を彷彿させるような、伽藍座長と橋本三十郎の掛け合いが見られないのは、
かえすがえす残念であるが、彼女が選択した人生であるので、第三者が口を挟む筋合いではありまへん。
ちなみにオイラ、橋本氏とは懇意ではなかったが、関係者・知人の話によると、
普段の橋本氏は、とても舞台の上での「キレキャラ」からは想像できない、
それはそれは温厚で物静かな人となりらしい。
さて、話はその橋本氏がまだ静岡でブイブイ活躍中だった15年くらい昔のこと。
そもそもオイラがアマチュア劇団の芝居を見に行くようになったキッカケは、
オイラの機材ヲタク仲間である 捨石 氏とのつながりから。
捨石氏は、静岡大学在学中、演劇部に所属しており、そこで芝居用音楽を作曲~録音~作品化していて、
オイラも自分の宅録作品などをもって捨石宅に伺っては、
あーでもない、こーでもないと作品批評やら、宅録機材についてヲタ話を交わしていた。
で、捨石氏が、劇団GMのために作った音源を今度の公演で使用するという話から、
初めて「芝居」なるモノを見に行った次第でやる。
ちなみに、捨石氏と伽藍座長、さらに現在、PA・照明屋として懇意にしていただいているH氏は、
前述の静岡大学演劇部出身の同窓生で、いずれも他県、他地区から静岡大学にやってきたにもかかわらず、
あれから20年経った現在も、未だに静岡で演劇関係の業務に携わっている、という事実に驚きの念を禁じ得ない。
いやー、学生時代に情熱を傾けていた趣味に、
いまだに、さらに磨きを掛けてのめりこんでいる姿って、なんかゴイスなことでないかい?
でもって、その頃、オイラは20代半ばで、給料のほとんどを機材導入に明け暮れていたが、
偶然、サウンド&レコーディングマガジンの「売ります・買います」コーナーにて、格安商品を発見!
Roland R8ってなリズムマシンの中古がたしか5万円くらいで出品されているのを発見して、
すぐさま出品者に連絡を入れた。
ちなみに当時はインターネットもなければ、当然ネットオークションなんてのも存在しないので、
出品者とのやりとり方法は、
① まず購入希望者が出品者に往復葉書で購入希望の旨を伝え、
② 出品者は購入希望者の中から購入対象者を選び、往復葉書(返信用)で返事をする。
③ その後、電話等で発送方法、もしくは受け渡し日時場所を調整し、取引を行う。
という流れであった。
さらに当時は「オークション」という発想そのものがなかったので、
出品者が提示した「売値」がそのまま「落札額」となっていた。
そう考えると穏やかな時代だったな~。
で、オイラが購入希望の葉書を送ったRoland R8は格安商品であったため、購入希望が殺到したらしいが、
出品者のT氏は、なぜかその多くの希望者の中からオイラを購入対象者に選んでくれた。
その後、東京在住のT氏と受け渡し方法について電話で連絡を取り合い、
オイラは都内の中古楽器屋めぐりの傍ら、直接T氏から商品を受け取るべく、東京まで出掛けることとした。
さらに「中古楽器屋めぐりに行く」と言う誘い文句に乗せられて、捨石氏も同行することとなった。
果たして、T氏と面会したオイラは、開口いちばん次のような言葉を交わした。
オレ 「なぜ僕を購入対象者に選んでくれたんですか?」
T氏 「姉が静岡大学卒業で、なんとなく静岡の人を選んじゃいました」
捨石 「え? 僕も静岡大学です! お姉さんの学部はどこですか?」
T氏 「んーと、学部はわかりませんが、演劇部に所属していました」
捨石 「え? 僕も演劇部です! ・・・もしやTさんのお姉さんって、T橋●子さんですか?」
T氏 「そ、そうです! えー、すごい偶然ですねー!」
ぬわんと、T氏は橋本三十郎の弟さんだったのだ!
いやー、これには心底ビックリ!
ちなみにT氏は東京で音楽制作活動の仕事をしているそうで、
姉弟揃って一芸に秀でていると言うのはなかなか興味深い。
そんなこともあって、オイラにとってはさらに身近に感じる存在となった橋本氏ではるが、
前述のとおり現在の去就はまったくの不明。
もし今でも劇団活動を続けているのなら、ぜひもう一度見てみたいと強く願います。
橋本三十郎は今いずこ・・・
(オマケ)
驚くなかれ、ネット上に橋本三十郎の写真が流出(?)しておりますた!
http://plaza.across.or.jp/~rasen-tn/html/danin/hashimoto.html
でもこれ、何の芝居のときの写真よ? わかんねー。
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▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
http://www.geocities.jp/garage_miho
▼ 12月定例やまぼうしライブ
日時 : 12月14日(金)19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
料金 : @500円(ワンドリンク付き)
出演 : 19時30分~ 丸山研二郎 (ミラクル・アコギ・インスト)
20時15分~ BLUES和也 (てぃーんず・ぶるーす)
http://www.geocities.jp/garage_miho/photos/20071214yamaboushilive_flyer.bmp
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