ブルーアイドソウルの名曲 「高鳴る心」 by ラスカルズ

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本日ご紹介するのは、ニューヨークのブルー・アイド・ソウル・グループ、
ラスカルズ が1966年に大ヒット(全米4位)させたロッカ・バラードの名曲。

先日の 「やまぼうしライブ」 でオイラがカバーさせていただいた曲でごじぇえます。

とは言うモノの、オイラはリアルタイムでこの曲を聴いてもいなければ、
ラスカルズのオリジナルバージョンにインスパイアされたワケでもない。

オイラが初めてこの曲を体験したのは、例によって山下達郎のFM・DJ番組(注)における、
山下師匠自身によるカバーバージョン(ライブ音源)だった。
(注:当時、山下師匠が担当していたDJ番組は 東芝プレミア3」 だったと思う)

たしか矢野顕子のライブに山下師匠がゲストとして登場した時のパフォーマンスだったと思うが、
矢野顕子のピアノをバックに、山下+矢野が繰り広げる絶叫ツインボーカルは、
背筋ゾクゾクもんのゴイスさでありますた。(もちろんCD化されていません)

んで、自分でも歌ってみたいと言う欲求にかられ、
エアチェックしたカセットテープ(!)を何度も聴き直しては耳コピしたモンです。
コード進行はもちろん、歌詞についても山下師匠のボーカル(もちろん英語)を何度も聴き込んでは、
聴き取れるがままに意味の通じない英単語をノートに書き記し、イントネーションだけを猿真似いたしやした。
後年、ようやくラスカルズのベストアルバムCDを購入し、
そこでようやく「正確な歌詞カード」を見ることになるが、
当然のことながら、己の英語ヒアリング能力の低さを痛感することとなった。


ところで、本家本元の ラスカルズ であるが、
そもそも ラスカルズ なんつーバンドを果たしてどれだけの方がご存知なのか?
少なくともハードロック少年だったオレは、
山下師匠が紹介するまで、その存在すらま~ったく知らなかった。

ごくごく簡単にプロフィールを説明すると、
・1964年結成~1972年解散、ニューヨーク出身の四人組
・主な代表曲は、「グッド・ラヴィン」、「グルーヴィン」など
・デビュー当時は別にラスカルズと言うバンドが存在したため、ヤング・ラスカルズ を名乗る
・当初はソウル、R&Bのカバー中心であったが、次第にオリジナル曲にシフトしていく
・「ブルー・アイド・ソウル」の先駆者としての評価が高い
・メンバーは以下の4名
 フェリックス・キャバリエ(Vo、KB)
 エディ・ブリガリティー(Vo、Per)
 ジーン・コーニッシュ(G)
 ディノ・ダレリ(DS)



とまあ、そんなラスカルズのあまたの名曲の中でも、
多くのミュージシャンに「弾き語り」バージョンで何度となくカバーされているのが、
この 「高鳴る心/How Can I Be Sure」 である。

ハチロク(8分の6拍子)のグルーヴに乗せて、
トニック(Dm)のクリシェ、ツーファイブ、移調してのツーファイブ、
と展開していくコード進行が実にオイシイです!

歌っている本人的には、これほど「自己陶酔感(?)」を満喫できる曲もありません。
恐らくオイラがもっとも数多くライブで歌わせていただいている曲でもありやす。

それではオリジナルバージョンをお聴きくださいませっ。
(ちなみにこの曲のボーカルはフェリックスではなくエディだそうです)





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  ▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
   http://www.geocities.jp/garage_miho

  ▼ <b>7月定例やまぼうしライブ</b>
   日時 : 7月13日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
   対戦 : やまぼうしアコースティック級王座決定戦 90分二本勝負
        塩倉亮治<(Tide & Wave 所属)vs 丸山研二郎(創作処所属)

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