ついにDRM無し配信がスタート

4月3日付けのインプレスAVウォッチにこんな記事が載ってますた。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070403/emi.htm

4大メジャーレーベルのひとつであるEMIが、
ついにコピーガード(DRM)なしの音楽配信をスタートするとのこと。

オイラ的には「え? マジ? 思い切ったことやるなー」が第一の感想ですた。

つーか、2月10日のブログにも書いたとおり、
無責任でお気楽な立場のスティーブ・ジョブスが提案するのは当然として、
まさか当事者(音楽を配信する側)がこんなにも早く同意を示すとは思っていなかったので。

▼(参考)2月10日のブログ/ある意味で画期的、ある意味で無責任
http://blogs.yahoo.co.jp/garage_miho/46056627.html

となると、当然のごとく「日本でもコピーガード無し配信が行われるのか?」
が興味の的になるワケだが、現在のところはまったくの未定らしい。

でもまあ、オイラ的は「まず無理」だと思いまする。

もし、日本でもそういう動きが出るとしても、世界でもっとも遅い対応になるのではないか?
とかく音楽を「販売する」ビジネスにかけては後進国であるからして。

恐らくエイベックスあたりは「ガード無し?とんでもない!」とか言うんだろーなー。


ちなみに、今回のコピーガード無し配信に踏み切ったEMIグループでは、
・従来どおりのコピーガード付き配信も継続する
・新たなコピーガード無し配信では従来より音質を上げ料金も上げる
こととしている。

これはなかなか興味深い措置ですはあーりませんか。

つまり、リスナーが未来永劫に所有したい音源ならガード無しを購入するだろうし、
試しに聴いてみたい、程度ならガード付きの安い音源を購入する、と推測される。

もし日本で同じような方法で配信が実施されたら、
恐らく「ガード無し」の「昔の名曲」が数多く購入されるのではないか?
オイラの売れ筋予測としては、
1.「ガード無し」の「昔の名曲」
2.「ガード無し」の「最近の流行歌」
3.「ガード付き」の「昔の名曲」
4.「ガード付き」の「最近の流行歌」
と言うような順位になると妄想するが、みなさんの感想やいかに?


まあ、オイラは相変わらず「音楽はCDかレコードで購入したい」クチなので、
別に音楽配信のスタイルがどーなろーが、あまり知ったこっちゃないが、
それでもこのスタイルが定着すれば著作権者に対する著作権料の支払明細は
かなり明確になるのではなかろうか?

ちょっち話は逸れるが、
いっそのこと、著作権者が直接自身のホームページから配信するスタイルが促進されれば、
さらに著作権の問題は単純明快になっていくのでは?

そして最終的には、天下りの温床となっている悪名高きJASRACを、
木っ端微塵に解体して欲しいものです。




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