てぃーんず・ぶるーす と アイム・ノット・イン・ラブ(その1)

オレの音楽人生の中でも極めて重要な意味を持つこの2曲について、
数回に分けてブログってみたいと思う。


てぃーんず・ぶるーすは、言わずと知れた原田真二のデビュー曲。(1977年)

曲もアレンジも歌唱も極上であるが、
それ以上にオレの琴線に触れたのが松本隆による素晴らしいLYRICだった。


[てぃーんず・ぶるーす]

 駅に走る道は雨で川のように 僕のズックはびしょ濡れ

 濡れた踏切から見たよ 汽車の窓に流れる君を探して

 冷たいレールに耳当てれば 二人の秋が遠ざかる

 泣いてる君はぶるーす


 みんな軽々しく愛を口にしても君は違うと信じた

 なのに君は僕の手より座り心地のいい幸せ選んだ

 都会が君を変えてしまう 造花のように美しく

 乾いた君はぶるーす


 誰も知っちゃないさ 若さ それがこんな傷つきやすいものだと

 誰も知っちゃないさ 若さ それがこんな壊れやすいものだと

 僕は愛に背中向ける伏せ目がちのジェームス・ディーン真似ながら

 それが僕のぶるーす



…といった歌詞なのだが、よーするに木綿のハンカチーフの逆バージョン、
つまり、田舎の高校生だった主人公の視点から、
好きだった女の子が東京の大学に進学してしまい、
一人残された(フラれた)自分のカッコ悪さに精一杯の強がりを見せる、
と言った趣きの歌詞で、実に当時のオレの状況にオーバーラップする(!)歌なのであった。

そんなフラレ男の心情を実にカッコ良く
「日本語という絵の具を使って描いた油絵」のように仕上げてくれたのが、
この「てぃーんず・ぶるーす」なのであった。

そんなこんなで、あまりにこの曲に入れ込んでしまったがため、高校生の頃から、
別に誰に名乗るワケでもなく勝手に自分のミドルネームを「ぶるーす」と決めていた。


それから約15年後、
よもや人様の前でこの「ぶるーす」を使った芸名(BLUES和也)を
恥ずかしながら披露することになろうとは、
なかなか感慨深いモノがありまする。


(to be continued)




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