PSE法の被害者...とある中古楽器店のさけび

日々、迷走を続けるPSE法問題。

言うまでもなく、我々アマチュアミュージシャンにとっては
中古楽器の流通経路がいちばんの注目点となっている。

まあ、アマチュアミュージシャンは購買側だからまだマシであるが、
これが販売側である中古楽器店にとっては文字どおり死活問題に直結している。


以下は、オレが10年以上前から通信販売で中古楽器を購入している、
大阪のとある中古楽器店からいただいたメールである。

この楽器店がPSE法の存在というか、ことの重大さに気付いたのは昨年の暮れ。
それ以来、不定期に同店のPSE法に対する諸策をメールで報告いただいている。

その最新報告を転載させていただく。


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■PSE問題について(続報)■

今週もテレビ報道、新聞報道などで弊店の意見を多く述べさせて頂きましたが、
あまりにも「日替わり」で小出しに対策案を出してくる
経済産業省の姿勢には本当にうんざりしています。

本日の各新聞紙上では
事実上中古品販売容認という論調で伝えられておりますが、
基本的には何も変わっておらず、
数ヵ月後にはやはりPSEマークを添付しないと販売できないことになり、
混乱の再燃が約束されているようなものです。

しかも、レンタル扱いでの販売という
世にも不思議な法解釈を経済産業省は提案したわけですが、
レンタル中であれば、ご購入されたお客様が万一不要になっても
売店に勝手に売却できない?
売店の勝手な都合で今すぐ返せと言われる?
などといった、いろんな問題が出てくる可能性をはらんでいます。

通常の商取引の概念そのものを変える必要さえ出てきます。
したがって、弊店としては
継続して、PSE法の中での「全中古品の適用除外」を勝ち取ってこそ
全面解決になると考えます。

一時的な回避に惑わされず、
引き続き強く中古品へのPSE法適用反対活動を進めていく決意です。
一方で買取下取りにつきましては
PSEマークのない機材についても継続することにしました。

お気軽にご相談頂きますようお願い申し上げます。

来週の水曜日(3月29日)午前中に
大阪の経済産業局意見交換会が行われます。
多くのマスコミも取材に来られますし、私も参加しますが、
会員様の中でも参加ご希望の方がいらっしゃいましたら、
弊店までお気軽にご連絡下さい。

できるだけ多数のご参加をお待ちしております。

●●●●●楽器店 店主

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うーん、切実な状況がヒシヒシと伝わって来るではあーりませんか。
オレにとっても中古楽器の流通は他人事ではない。

自分にできることがあればぜひ協力していきたいものだす。




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   5月12日(金)のやまぼうしライブにあやあねさん初登場!

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