バス通り裏

昨日ブログの続き。
作詞:松本隆 + 作曲:財津和夫 のソングライティングというと
一連の 松田聖子の初期作品 が有名で、なおかつ高評価であると思いますが、
オイラ的 松本&財津コンビの最高傑作 といえば間違いなくこの曲。

1976年リリースの 森山良子 のコンセプトアルバム 「日付のないカレンダー」 収録
「バス通り裏」 という超名曲。


紙芝居屋が帰った町に 豆腐屋さんの笛が響いた
夕飯時は近所の人が テレビヂョンに集まったのよ

力道山が空手チョップで 画面の中で暴れすぎると
故障しちゃう白黒テレビ 父は拳固で叩いたものよ

遠足へ行く前の日だから 母はカタコトミシンを踏んだ
いつも姉貴のお下がりばかり 私は頬をふくらませてた

まだ温かいコロッケメンチ そんな貧しいおかずだけれど
父の駄洒落に母が笑って そんな楽しい団欒だった

月日は流れ 姉は嫁いで 父はそれから無口になった
明日は私の結婚式ね 住み慣れたこの家を出る番

母の自慢のご馳走を前に ありがとうって頭を下げた
頬の涙を見せたくなくて 私は顔を上げられないの

裸電球揺れる茶の間に もう一度だけ戻りたいのよ
時代は移り変わったけれど あの温かさ忘れられない

時代は移り変わったけれど 心に残るバス通り裏


オイラは30代のころに、特に期待することもなく
何気に見に行った 森山良子 のチャリティコンサートで初めて本曲を聴き、
森山良子の淡々としたパフォーマンスとは裏腹に
あまりの素晴らしさに激しく魂が揺さぶられたことを今でも鮮明に覚えています。

その後、本曲をもう一度聴きたいがために、CDアルバムを購入し、
今でも iPhone に入れて愛聴しております。

作詞・作曲・編曲・演奏・録音・ミックス・歌、すべてにプロ魂を感じさせる、
日本歌謡史に残る 超・名曲 である、というのが
今も変わらぬ、本曲に対するオイラの不偏の評価でございます。



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 8月定例やまぼうしライブに関するお知らせ

本来であれば、8月9日(金)に月イチ定例やまぼうしライブを開催するところですが、
3連休の前日でオマケにお盆ということもあるため、
今年は 「お休み」  とさせていただきます。
ご理解のほどよろしくお願いします。
(9月13日(金)のやまぼうしライブは開催いたします。)


▼関連リンク

2019.04.29 シミフェス17 ライブステージダイジェスト











2000年頃につくったオリジナル曲











※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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