夏色のおもいで
１９７３年リリース、チューリップ の４枚目のシングル曲。
本曲は、大ヒットした 「心の旅」 の次にリリースするシングルとして
いかにも “柳の下のドジョウ” を狙った曲づくりとなっているところが痛々しいというか、
恐らくチューリップのメンバー的には、上層部に命じられて、
いやいやこの曲調にしたのではないか？ と妄想しますが実際のところは不明です。
ただ、本曲の “歴史的価値” というか、
チューリップというより日本のロック史においては
と言う点において、マイルストーンであるとオイラは確信しております。
君をさらってゆく風に なりたいな
君をさらってゆく風になりたいよ
君の眼を見てると海を想い出すんだ
淡い青が溶けて何故か悲しくなるんだ
夏はいつのまにか翼をたたんだけど
僕たちのこの愛 誰にもぬすめはしない
君をさらってゆく風に なりたいな
君をさらってゆく風になりたいよ
君の眼の向こうに青い海が見えるよ
透き通った波がそっとこぼれ落ちるんだ
涙流すなんて ねえ君らしくないよ
僕たちのこの愛 誰にも邪魔させないさ
君をさらってゆく風に なりたいな
君をさらってゆく風になりたいよ
正直な感想を述べると、後の松本作品に比べて
「冒険していない」、「無難にまとめてしまった」 というカンジの作詞だな、
というのがオイラの偽らざる印象です。
ちなみに、本曲の作曲担当である 財津和夫 氏とは、８０年代において
一連の 松田聖子 作品にて邂逅し、大ヒットを連発することになりますが、
本曲はその予告編ということになるのかもしれません。
（ホントか？）
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▼ ８月定例やまぼうしライブに関するお知らせ
本来であれば、８月９日（金）に月イチ定例やまぼうしライブを開催するところですが、
３連休の前日でオマケにお盆ということもあるため、
今年は 「お休み」 とさせていただきます。
ご理解のほどよろしくお願いします。
（９月１３日（金）のやまぼうしライブは開催いたします。）
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２０１９．０４．２９ シミフェス１７ ライブステージダイジェスト
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