アマチュアは自己満足で構わない・・・?
何度も書いてますが、オイラはライブ出演させていただくときは、
ほぼ100%の割合で 「カバー曲」 を演奏するようにしています。
理由は簡単。
お客さんが知っている曲を演ればウケるし、知らない曲を演ればシラケる、
という場面に何度も遭遇しているから。
むかーし、数少ないオリジナル曲をライブで弾き語ったとき、
お客さんから拍手をいただきましたが、「これはお付き合い拍手だ!」
ということを 「その場の空気」 で体感してしまい、
もしかすると、アマチュアがヘタクソなオリジナル曲をライブで披露するということは
「ある意味、究極のオナニーではないか?」 という疑心暗鬼に陥ってしまい、
以後、よほどの心境変化がない限りオリジナル曲は封印するようになりました。
オイラ自身は、「プロレベルの音楽リスナー」 であると自認していますので、
どんなにヘタクソで自己満アマチュア野郎のオリジナル曲も聴くことができますが、
果たして公共の場所、たとえば街角でオリジナル曲を歌い続けて、
道行く人々の足を止めることができるアマチュアミュージシャンはどれほどいるのか?
恐らく100人に一人くらいの確率ではなかろうか? という見解を抱いています。
残念ながらライブハウスにわざわざ足を運ぶような、根っからの音楽好きリスナーは
世間一般的にはほんの一握りであり、大多数の一般の方は、
「自分が知らない曲にはまったく興味がない」 というのがごくごく普通だと思います。
さらに言えば、音楽ファンであっても、自分の興味の対象であるミュージシャンに対し、
「(ライブでは)自分が知っている曲を演奏してくれ!」 と思っている方が大半のはず。
▼ 参考
以前、何かのインタビューでは
「もうオリジナルアルバムの新譜をリリースする必要はないかな?」
というような発言もしていたと記憶しています。すなわち、
「ベテランの域に入ったら、ファンとしての自分がそうであったように、
自分が好きなミュージシャンの新曲発表に対する期待感が薄れてくる。」
ことを、自分自身が認識していることを意味します。
その一方で、今まで自分があまり演ってこなかった、
他のミュージシャンの 「誰でも知っている曲」 のカバーを披露したときの
予想以上のお客さんからのバカ受けぶりに戸惑うと同時に、今さらながら
「お客さんが知っている曲を演奏すること」 の重要さを再認識されたそうな。
じゃあ、誰も彼もカバー曲を演ればいーじゃん! とまでは言いません。
自分のオリジナル曲のクオリティ、自分の歌唱力・演奏力に自信のある方は、
堂々とオリジナル曲披露を継続していけばいいと思います。
それが正解であったかどうかは、
お客さんが次のライブも来てくれるのか、そのとき以降、来なくなるのか、
で判定することができるでしょう。
オイラ自身が 「なぜライブに出演したいと思うのか?」 を自問自答したとき、
その答えは、「誰かに自分の存在を認めて欲しいから = 承認欲求」 に辿り着きました。
そして、その目的を果たすためには、オリジナル曲では不適格と判断しただけのこと。
それだけだいっ。
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▼ 6月定例やまぼうしライブ
日時 6月14日(金)19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
出演 19時30分~ オープンステージ
・出演希望者は当日、直接会場にお越し下さい
・一組あたり10~15分を目安とします
・楽器(ギター、ピアノ等)はご持参ください
・エントリー料は500円(ワンドリンク付き)です
▼関連リンク
2019.04.29 シミフェス17 ライブステージダイジェスト
2000年頃につくったオリジナル曲
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです
※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります
※宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります
※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
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