客席スカスカのステージにオレを立たせるのか?

沢田研二さいたまスーパーアリーナでのコンサート中止の理由が
「客席が埋まらなかったから」 というのは、正直、ぶったまげました。

お客さんが数人しかいないような会場からキャリアをスタートした、
いわゆる 「叩き上げ」 のタレント、芸能人であれば、絶対にそんな理由で
公演をとばしたりすることはないので・・・うーぬ、なんつーか、
ある意味、昭和時代最後の 「元・大物芸能人」 ならでは、というカンジがしますな。

たしかにここ10年くらいのジュリーのスタンスは、
・テレビに出ない
・ライブで客に媚びない (ヒット曲を歌わない、等々)
・客の声援にマヂでキレる
・政治色の強いMCに終始する
等々、ある意味、パンクロック以上に超硬派路線を貫いておりました。

それに加えて、「自分は大物歌手である」 との
尊大でナルシズム溢れるプライドを持っていたので
客席スカスカの会場でライブを演るくらいなら死んだ方がマシ!
という気概だったのでしょうか。

オイラ的には今回のジュリーの決断に断じて賛同はしませんが、
少しだけ、ほんの少しだけ心情は理解できます。

恐らく今回のワガママ騒動で 「ジュリー信者」 以外のファンは去ってしまうでしょうし、
多くのタレント、特にお笑い芸人が面白おかしく
パロディネタにすることは間違いありません。
事実上の 「干されタレント」 になってしまうことと妄想します。

(とはいえ、今回は日本屈指の大会場での 「すっぽかし」 だったため、
全国ニュースとして報道され、国民の関心も高かったと思いますが
中小規模のホールで 「こんな少ない客の前で公演なんかできるか!」 と駄々をこねる
元・大物歌手は、決して少なくないんじゃないか?という気もしてきました。)

果たして、そんな世間一般からのバッシングを受けて、今までの信条を変えてしまうのか、
あるいは、それでも意地を貫いて、再び東京ドームでのステージを目指すのか、
今後のジュリーが選択する 「路線」 に興味アリです。

今回のジュリーの決断は、バッシングされて当然ですが、
同じ境遇 (昔の栄光を引き摺って今なお芸能活動を継続している) のタレントなら、
絶対に選ばない選択肢を選んだことに、不条理ながら 「ロック魂の原点を見た」
ような気がしたオイラでした。

2018年の今日、
「7000人の客よりオレのプライドの方が大事だ!」
と言い切れる芸能人が、果たして何人いるのか?

少なくとも 「一人いた」 ことに驚愕した、の巻でした。



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 11月定例やまぼうしライブ
日時 11月9日(金)19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
出演 FJ-KOBA (ギターインスト・弾き語り)
    ※もう一組は調整中

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久しぶりにつくったオリジナル曲(デモトラック)























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