ENDLESS DREAMIN’

1986年リリース、少女隊 の9枚目のシングル曲 「君の瞳に恋してる」
B面 (!) 収録曲っ。


A面収録の 「君の瞳に恋してる」 は、あの名曲 「Can’t Take My Eyes Off You」
日本語カバーで、オイラはそちらを目当てでEP盤 (中古) を購入したものの、
実際に聴いてみたら、B面の方がツボだったという、
中古レコード好きにはよくあるパターン的エピソードだったりします。

作詞: 小林まさみ、 作曲: 中埼英也、 編曲: 佐藤準

たしか、オイラが 中崎英也 という方の名前を
初めて認識したのがこの曲だったと記憶してます。

2018年の今日的な視点で語らせてもらうなら、
まさにここ数年、ロシアやオランダの一部DJを中心に盛り上がっている
「80年代の日本のシティ・ポップ「和モノ」 と呼ばれるジャンルに通ずる芸風で、
本曲のような 「まったく歌謡曲的でない」 楽曲がアイドルのシングルB面に収録される、
という当時の音楽業界がいかに 「音楽的に上昇気流であったか が計り知れるというもの。

正直なところ、本曲に関しては、録音コンディションはイマイチ、
ミックスバランスもドラムとベースは小さく、ボーカルとギターが大きすぎる、等々
トータルな仕上がり度は、音楽が本職の方々の作品より一枚落ちると感じます。

つーか、こーゆー風にシングル曲のB面に実験的な作品を収録してリスナーの反応を見る、
という手法は、音楽制作企業として、至極アタリマエのユーザーリサーチだと思います。

少なくとも、小室哲哉 らが実際に行ったといわれる、ユーザーの音楽嗜好、
つまりカラオケで歌いやすい作品に人気がある、というリサーチに基づき、
意図的に素人レベルのシンガーを採用し、「私にも歌えそう」 と思わせて購買意欲煽る、
というような、確信犯的に音楽クオリティを下げる企業戦略より
100倍、1000倍、1万倍、いや、1万光年倍 「正常」 である、とオイラは確信します。
ハッキリ言って、小室哲哉は一般消費者をナメすぎた。

海外の音楽ヲタクから、2018年現在進行形の日本のヒット曲より、
80年代のシティ・ポップにスポットライトが当たっていることは、
実は奇跡や偶然ではなく、「必然」 ではないのか? と思ってしまう今日この頃。

この曲 (エンドレス・ドリーミン) に対する、
前述の海外のヲタクの方々の感想も聴いてみたいモンですな。



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 9月定例やまぼうしライブ











日時 9月7日(金)19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
出演 19時30分~ FJスズキ (ギター弾き語り)
    20時15分~ ノーザンスター (ギター弾き語り)




▼ 関連リンク

久しぶりにつくったオリジナル曲(デモトラック)























※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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