イックバル

海外の一部の音楽ヲタクの間では80年代の日本のニューミュージックが
シティ・ポップ というジャンルとして認識、定着しつつあるとのこと。
特に女性ボーカリスト、具体的には、大貫妙子吉田美奈子松任谷由実
の3名が特に人気が高いんだそうな。

んで、その波は決してアメリカ、ヨーロッパだけではなく、
アジア圏にも波及しているとのニュースを散見します。

特に80年代のファンク色の強い頃の 山下達郎 は人気があるようで、
タイ、フィリピン、インドネシアあたりではフォロワーも少なくないとのこと。
中でも最近、話題になっているミュージシャンの一人がこの方。
インドネシアの若手ミュージシャン、ikkubaru (イックバル)




本人たちが広言しているとおり、山下達郎角松敏生、の影響がアリアリです。
特にフェイザーがかったカッティングギターの音色などは 「まんま」 ですな。

オイラ的第一印象は、「やりたいことはわかる、が、浅い。」 が偽らざる感想です。

インスコードやハーフディミニッシュ系の使い方、転調の手法などの
コードプログレッションに元ネタへのリスペクトを感じる一方、
リズムアプローチというか、グルーヴの追及がイマイチ・・・
いや、かなり 「難あり」 という気がしますねえ。
ドラム、ベース、ギターの 「縦軸のブレ」 がとても気になります。

もし、日本デビューを目論んでいるのなら・・・そうさなー、
90年代以降の日本の 「ヌルいリスナーの耳」 なら通用するかもしれませんが
70年代後半~80年代の 「シビアなリスナーの耳」 には通用しません。

つーか、現代=2010年代の日本人リスナーの 「音楽を聴く耳」 のレベル 
を測るにはおあつらえ向きの 「お題」 となるかもしれません。
この イックバル の楽曲を聴いた感想をリスナー同士で批評し合うことで、
何かの基準が見つかるような気がします。

なんてな。



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 7月定例やまぼうしライブ









日時 7月13日(金)19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
出演 19時30分~ 杉本あきら (ギター弾き語り)
    20時15分~ BLUES和也 (イカサマロック)





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