まぼろしの人





2018年4月29日(日)に
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昨日ブログの続き。
1977年にTBS系で放送されていた人気番組 「横溝正史シリーズ」 といえば、
茶木みやこ が歌う主題歌も結構、話題になっていたと記憶しています。
(幸か不幸か、本番組放送時には 「ザ・ベストテン」 はまだ放送されていなかったため、
どれほどのヒットであったかは体感できませんでしたが。)

第1期の主題歌 = まぼろしの人
作詞:寺山寿和、作曲:茶木みやこ

第2期の主題歌 = あざみの如く棘あれば
作詞:阿久悠、作曲:茶木みやこ

オイラ的には、この2曲の編曲及び演奏は誰なんだろう?というのが長年の疑問でしたが、
今回、いい機会だと思い、ググってみたら まぼろしの人」 については、
編曲・演奏とも 「グッド・グリーフ」 が担当していることが判明。

グッド・グリーフ?

なんだそれ? 聞いたことないなー。
ちなみに本曲に対するオイラの偽らざる感想は、
詞・曲・編曲は悪くないのに、演奏がヘタウマ系で、
とにかく録音コンディションが悪い (ローファイ?) というもの。

もしや、アマチュア上がりの新人バンドではなかろうか?
とさえ思っていましたが・・・ま~ったくの見当違いでした。

ぬわんと 「グッド・グリーフ」 の正体は日本が誇る70年代和製プログレバンドの雄
「四人囃子」 の変名でありました!!!
恐らく第2期の主題歌の編曲・演奏も彼らではないかと推察します。

うーぬ、演奏がヘタウマだと感じてしまったオイラの耳は節穴だったと言わざるを得ません。
つーか、四人囃子 が劇伴をやっていたなんてまったくの初耳

いや、でも、正体がわかった後でもう一度、本曲を聴き直しても・・・
このギターが 森園勝敏? このシンセが 佐久間正英 (or 茂木由多加)?
という疑念が払拭しきれませんな~
もっともオイラは 四人囃子 を聴きこんでいないので、エラそうなことは言えませんが。

一部のサイトでは、本曲を 「ジャパニーズ・レア・グルーヴ」 として紹介していますが、
うーん、たしかに主旋律のブルーノートの使い方、シンセの単音リフ等に
その片鱗を感じないでもありませんが、肝心のドラムとベースのグルーヴを聴く限り、
ソウル・ファンクのフレーバーはそれほど感じませんねえ。

ただ、70年代後期の、フォークでもロックでもなく、昭和歌謡でもない、
まさに 「ニューミュージック」 と呼ぶに相応しい名曲だと思います。

さらに言えば、怪奇色が強い番組内容に100%合致していた曲調で、
これぞ 「テレビドラマ主題歌の鑑」 という称号が相応しいとも思います。
恐らく作詞・作曲者には、金田一耕助 = 幻の人 というイメージだったんでしょうね。

そーいやー、アマチュアの弾き語り系ライブで
本曲をカバーした方を目撃した記憶がありません。
我こそはと言う方は挑戦してみてはいかがでせう?

もちろんオイラは耳コピ済みですがね。




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▼ 3月定例やまぼうしライブ







日時 3月9日 (金) 19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 @500円 (ワンドリンク付き)
内容 森下よしひさフィルムコンサート






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