「東京ワッショイ」 のイントロのコード

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昭和を代表する超個性的ミュージシャンである 遠藤賢司 さんが亡くなられました。
享年71。

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オイラが初めてその名を耳にしたのは、1979年 (当時、オイラは高校生)、
NHK-FMの名物番組 「ヤングジョッキー」 にて 
ニューアルバム 「東京ワッショイ」 が紹介されたときでした。

当時のトレンドは、セックス・ピストルズ に代表されるパンク/ニューウェイブで、
(注:ピストルズは1977年にレコードデビュー、翌1978年解散)
ロンドン、ニューヨークを軸に、日本でもパンクが盛り上がっている時期でした。

んで、当時はフォーク歌手とカテゴライズされていた エンケン さんでしたが、
佐久間正英 をプロデューサーに迎えて製作されたこの 「東京ワッショイ」 は、
エンケン さんが 「テメーらがパンクなら、こっちはワッショイだ!」 とばかりに、
イマイチよく理解できない理由で 「邦楽が洋楽にケンカを売った」 ような名盤であり、
さらに、エンケン さんが 「フォーク歌手」 に収まらない 「純音楽家 に昇華した
エポックメイキングな瞬間だったと思います。

というワケで、オイラにとって エンケン と言えば、
それは 「東京ワッショイ」 と同義語でございます。
ハッキリ言って、彼の代表曲として名高い 「カレーライス」 など、
オイラはほんの十数回くらいしか聴いたことがありません。

最後まで、バンドあるいは弾き語りで 「東京ワッショイ」 を歌い続けてこられましたが、
ライブでは、スタジオバージョンのイントロがカットされているのが
残念でなりませんでした。

つーか、オイラ的には、長年、このスタジオバージョンの
イントロのコードが不明だったので、
ライブ映像を見てどんなコードフォームを押さえているのか、確認しよと思いましたが
・・・イントロは飛ばしてAメロから歌っているんだよね~、あ~あ。



ちなみにスタジオバージョンのイントロは、こちらのサイトの試聴コーナーにてご確認あれ。

サビ、Aメロは 「C」 のスリーコード = C7、F7、G7(♯9) で構成されている、
至ってシンプルなコード進行なんですが、
ド頭に登場するコードだけなんか違って聴こえる。

というワケで、いい機会だと思い、じっくりと何度も聞き返していたら、
ようやく判明しました!

このコードは 「Gm7 (on C)」 でした。 
「C7 sus4」 でも間違いぢゃありませんが、
オイラ的には、オンコード表記の方がしっくりきます。
(ただ、ベース音が 「B♭」 にも聴こえるんだよな~)

コード理論的な解釈としては、次のコードである サブドミナント (F7) に向けた
セカンダリドミナントモーション ということになるんでしょうか?

とりあえずオイラ的には長年の謎が解明できてほっとひと息気分。

それにしてもこの曲 (スタジオバージョン) のギターバッキングは、
サビ部分はファンクっぽいコードカッティングのスライド技が駆使されているのに対し、
Aメロはロックンロールの定番である低音弦リフでゴリ押ししているなど、
とても洋楽テイストが溢れるアレンジが施されていると感心します。
さすが、四人囃子がバッキング担当しているだけのことはあります。

恐らく、今後、テレビの音楽番組で 
エンケン さんの追悼特集が組まれていくと想像しますが、
「東京ワッショイ」 に関しては、ぜひ、この 「オリジナル・スタジオバージョン」
再現して欲しいと、切に願う次第でございます。

なんてな。

甘ったれるなよ 文句を言うなよ
イヤなら出てけよ オレは好きさ
す・す・す・好きさ 東京 
おお 我が街 おお 我が友
東京 東京 東京

堪え切れずに溢れた愛と
どうにもならない悲しみが悲鳴を上げる街 
吠えろ 唸れ 東京

つ・つ・つ・突っ走れ 息絶えるまで
欲望の川よ 渦巻け 逆巻け 燃えあがれ
走れ 止まるな 東京

いい時は最高 悪いときは最低
いつでもどっちかさ だから嘘はつかないいいヤツさ
今日は気分はどうだい 東京

東京 東京 東京 東京 東京 東京 東京 東京
ワッショイ ワッショイ
東京 東京 東京 東京 東京 東京 東京 東京
ワッショイ ワッショイ

す・す・す・好きさ 東京 
おお 我が街 おお 我が友
東京 東京 東京

ゼイゼイ息をかき分けて
つられてみんな飛び出して
お神輿かついで大騒ぎ
祭りだ 祭りだ 祭りだ 祭りだ 東京 東京 東京

東京 東京 東京 東京 東京 東京 東京 東京
ワッショイ ワッショイ
東京 東京 東京 東京 東京 東京 東京 東京
ワッショイ ワッショイ

す・す・す・好きさ 東京 
おお 我が街 おお 我が友
東京 東京 東京



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▼ 11月定例やまぼうしライブ





日時 11月10日 (金) 19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 @500円 (ワンドリンク付き)
内容 オープンマイク

やまぼうしライブ初の試みとして、オープンマイク(オープンステージ)形式のライブを開催したいと思います。
よーするに、「出演希望の方は誰でも参加して下さい」ということです。

出演希望の方は、ライブ当日、「出演希望者リスト」 にご記入いただきます。
先着順としますので、遅くエントリーされた方は出演できない場合もあることをご了承下さい。
ひとり (一組) あたりの演奏時間は約10~15分程度を目安とします。
楽器はご持参して下さい。マイク+PAのみ主催者で用意します。
(カフェライブのため、大音量の楽器演奏はご遠慮いただく場合があります。)

▼ 関連リンク












※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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