有名になりたい人の残念な勘違い
２０１７年８月２日付け掲載記事の中にオイラ的ツボがありましたのでご紹介します。
ぜひぜひリンク先をご一読くださいなっ。
セルフブランディングを勘違いしている人々 ｂｙ 永江一石
決して 「目からウロコ」 というほどゴイスな内容ではありませぬが、
「目的と方法を履き違える人」 の具体例としてわかりやすいと感じた次第。
オイラの知人アマチュアミュージシャンにもこーゆー方がおりました。
そいつ （知人Ａ） は、プロ志望を広言し、ノルマ無しで出演可能なライブハウスを探しては、
次々とライブスケジュールを入れていき、ＳＮＳで告知しておりました。
オイラは最初の頃こそ、付き合いでライブ観覧に行ったりしていましたが、
ハッキリ言って知人Ａには、プロミュージシャンを名乗れるような技量はなく、
オイラに言わせれば、プロの技量に達しようとする努力さえ感じられませんでした。
誰もヘタクソのライブなど２度と見たいと思うワケはなく、
当然のごとく、知人Ａのライブを見た客でリピーターになる者はいなかった模様。
その後、知人Ａが行った手段が 「セルフブランディング」 でした。
積極的にプロミュージシャンの前座を務めるようにして、
「●●と共演した」 ことをＳＮＳやプロフィールでＰＲしたり、
オリジナル曲を ＪＡＳＲＡＣ に登録して 「プロ」 であることを強調するワケです。
残念ながら、Ａが行ったセルフブランディングは効果を上げることができなかったようで、
すでにホームページは数年間も放置状態で、現住所や近況は知る由もありません。
たしかにある程度の 「ハッタリ」 は有効な手段かもしれませんが、
オイラ的には 「絶対に必要な手段」 であるとは思いません。
むかーし、「最高の出演者●組による最高のライブ」 というキャッチコピーを信じて、
とあるアマチュアミュージシャンのライブを見に行きましたが、
ハッキリ言って、オイラ的には初心者レベルの出演者ばかりで、
心底後悔したことがあります。
と思ってしまう今日この頃です。
もっとも、前述のライブに関しては、後日、ＳＮＳでライブの評判をリサーチしたら、
出演者同士が 「大成功だったね～」 と身内でお互いの褒め合いをしていたので、
少なくとも、お客さん目線ではなく、
身内目線では 「リアルに最高のライブ」 だったのでしょう。
・・・うーぬ、救いようがないなあ。
んで、自分たちのライブが 「最高のライブではない」 と自覚されている方々の場合は、
過度に対外的なライブのＰＲを抑えたり、出演者側でライブ運営経費を折半することにより
入場料無料の自主ライブを企画運営したりするワケです。
オイラ的には、「身の丈に合ったスタンス」 と評価するワケですが、
一方では、「そこまで自分の技量に自信のないヤツがライブに出てはいけない！」
という 「正論」 もあったりして・・・ まあ、永遠に結論は出ませんわな。
結局、何が言いたいのかといいますと、音楽の技量が上手かろうとヘタだろうと、
根っこは 「音楽が好き」 で繋がっている 「はず」 なので、そーゆー方々同士であれば、
技量の違いがあろうと、少なからず同じ時間、同じ空間を共有できると思うんですが、
「音楽が好き」 よりも 「有名になりたい」、「他人よりも目立ちたい」 という意識が
上位の方々と繋がることは・・・難しいかな～、と思えてしまうということです。
「甘い考え」 と一笑されることは百も承知ですが、
「有名になる手段として音楽を利用する」 のではなく、
「音楽好きが高じて音楽活動を続けていたら有名になった」 が本来の姿だと思いますっ。
（キリッ）
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▼ ８月定例やまぼうしライブ
日時 ： ８月１１日（金） １９時３０分～２１時００分
▼ 関連リンク
２０１４年１月１０日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
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