ニートな午後3時

1981年リリース、松原みき のサードアルバム 「-Cupid-」 収録曲にして、
同年の資生堂のCMソングとしてシングルカットされ、スマッシュヒットを記録しました。


作詞:三浦徳子/作曲:小田裕一郎/編曲:大村雅朗

オイラはてっきり、今剛 のアレンジだと認識していましたが、
故・大村雅朗 氏の作品だったんですね、納得。
作曲者の 小田裕一郎 氏には大変失礼ながら、
恐らくデモテープ状態では普通の歌謡曲テイストだったものを、
大村氏の卓越したセンスでAOR然とした完成度に引き上げた、
という感想を、オイラは一人で勝手に抱いております。

初めて聴いたときは、とても良い曲だと思う反面、
サビのバックに流れるストリングスが大袈裟でオーバーアレンジではないか、
と思ったモンですが、いま聴き直すと、いやいや、バブル前夜らしくて、
このゴージャス感がいい味出してる、と感じる次第。

今剛 のコーラスがかったハーフトーンカッティングサウンド時代を感じさせます。

そしてやはり、何と言っても 松原みき の声質、ボーカリゼーションは素晴らしいっ!
なんつーか、2017年の今日だと、テレビ露出度の高い、いわゆる 「歌唱力がある」 
とマスコミがレッテル張りしている女性アーティストと称される方々の多くは、
無駄に声を張り上げたり、過度のフェイクを織り交ぜることによって、
「私って歌が上手いでしょう」 感を演出しているように思えるワケですが、
松原みき の場合はその真逆というか、一歩間違えば欠点となりかねない、
鼻づまりのような声質と、ジャズから少しだけシフトしたような独特のフェイク、
そして、まったくと言っていいほど語尾を伸ばさない歌い方がオイラ的ツボです。

ひと声聴けば、すぐに彼女とわかるオリジナリティこそが 「唯一無二」 の証明です。



■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■

▼ 月定例やまぼうしライブ









  日時 : 8月11日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~ BLUES和也 (イカサマロック)
       20時15分~ そのひぐらし (フォークロック)




▼ 関連リンク












※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■