アマチュアによるチャリティーライブについて考えてみる

2017年7月5日、九州北部を襲った大雨により、
多くの被害が生じていると報道されています。

このニュースを見ながらふと思ったことがひとつ。

またこの災害に乗じて 「被災地に義援金を送ろう!」 を名目に
全国各地でアマチュアミュージシャンによる
「チャリティーライブ」 が企画されるんだろうな~ということ。

オイラは以前から 「アマチュアによるチャリティーイベント」 
というものに否定的な見解を持っています。

今までは、「なぜ否定的な見解なのか?」と言われても、
上手く説明できませんでしたが、偶然、発見したこちらのサイトに
オイラの言わんとすることが理路整然と説明されておりました。


▼上記サイトから一部引用

チャリティー活動とは、日本では「慈愛活動」などと訳され、
他人を救済したり、心から愛するための活動である。

チャリティー活動

「チャリティー」とは、元々宗教色の強い言葉だが、
日本では特にそういう面はあまり感じられない。
他人を助けたりする純粋な善意行為として捉えられている。

しかし、個人が「チャリティー活動」を行うには
段階を踏まないと他人に迷惑をかける恐れもあるので注意が必要である。

以下にそういった、「チャリティー活動」「チャリティーイベント」
に関する注意事項を明記する。

チャリティイベントを開催したい人へ

2011年3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震のため、
「自分たちも被災者のために何かしたい」と考える人が増えている。
個人でチャリティーイベントを開催したいという声も多数上がっているが、
企業や著名人の主催するチャリティーイベントとは異なる問題点も多数ある。
事実、「代々木公園チャリティーライブ騒動」などの問題も起きている。
以下は歌い手によるチャリティーライブについての考え方をまとめたもの。

大前提として

チャリティーとは他人のために行うものであり、
決して自己顕示欲を満たすために行うものではない。
「善意の行動だから何をやっても許される」という甘い考えは捨て、
「善意の押し売り」「単なる自己満足」にだけはならないようにするべきである。
ニコニコ上で活動している歌い手はあくまでアマチュアであり、プロではない。
自分にとって最も良い支援の仕方が本当に「チャリティーライブ」なのかと言うことを
良く考える必要がある。

同じ額を募金するにしても、チャリティと銘打って募金を募るよりも、
普通にライブハウスを借りてライブを行い、そのバックマージン、物販の売り上げを
全額募金する方が問題は生じにくい。


うーぬ、正にそのとおり。

他のアマチュアミュージシャンの場合は定かでありませんが、
少なくともオイラは、間違いなく

「自己顕示欲を満たすために」 ライブ出演させていただいております。

そんな自分が、他人の不幸をダシに使って自己顕示欲を満たすなど、
被災者の方々に対する冒涜以外の何物でもありません。

もちろん義援金を寄付することに異存はありませんが、
その手段に音楽を利用することはオイラの美徳に反します。

百歩譲って、アマチュアのチャリティーライブが企画されたとして、
出演者募集要項に 「最低●万円以上の義援金を寄付できる方」
明記されていれば、とりあえず納得できるってモンですが。



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▼ 月定例やまぼうしライブ









  日時 : 7月14日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~ ノーザンスタ (アコギ弾き語り)
       20時15分~ Tacaco feat.くるみぱん 
                 (ピアノ弾き語り+パーカッション)




▼ 関連リンク












※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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