頼まれたからには手抜きできません
知人のツイッターのリンク先にこんな記事がありました。
上記のリンク記事によりますと、アマチュアがPVを制作しようと思ったら、
「約5分の映像で10~30万円の予算が必要」
という概算が紹介されていて、この金額について、
発注者の多くは 「高い!」 と感じている一方、
業界関係者の多くは 「高くない!(適正価格)」 とリツイートしているワケです。
オイラ的には、映像制作に係る機材 (ハード、ソフト) の金額や、
それらを操作するスタッフのスキル習得に係る時間、経費を考えれば、
「適正」 であると思います。
2017年の今でこそ、ムービーカメラの価格は劇的に下落してきましたが、
ほんの10年前では 「この金額でこの機能は考えられない」 ほど
費用対効果は上昇してきています。
それらを駆使しているからこそ、10~30万円で済んでいるワケで、
同じクオリティの映像作品を10年前の段階で実現しようと思ったら、
確実にゼロの数が一桁違ってきます。
もちろんクライアントの立場であれば、
経費は1円でも安い方がヨイに決まっていますが、
絶対に必要な機材や、それを使いこなす人間のスキルがなければ、
逆立ちしたってPVなど作ることはできません。
であれば、PV制作希望者がとる方法は次の2つしかありません。
素直に適正価格を払って業者にPV制作をオーダーするか、
自分で機材を揃え、自分でそれらを操作するスキルを習得し、自分で制作する、
の二択です。
ちなみにオイラは後者を選択しますがね。
そーいえば、オイラがPAや宅録を始めた理由のひとつがこれだったな~。
と、他人事のように若かりし頃の自分の動機を思い出した次第。
ハナシはビミョーに変わりますが、
たま~に知人のアマチュアミュージシャンから言われる常套句のひとつに
「今度、オレのライブのPAをやってよ~。
でも予算がないから、必要最小限のコンパクトでいいからさ~。」
というのがあります。
恐らくビデオ編集・制作をされている方にも心当たりがあると妄想します。
しかし、頼まれた方の立場としては、
必要最小限と言われても、あからさまに手を抜くワケには行きません。
つーか、その必要最小限のシステムを目撃したお客さんから、
「今日のPA業者のシステムは貧弱だな~」
と思われるのは心外なので、
結局、「それなり」 のシステムを組まざるを得ないんですっ!!!
すると結局、経費割れしてしまい、バカを見るのは自分だけ、
というオチになる危険性が高いワケです。
ま、百歩譲って、オイラのようなアマチュアPA屋ならまだしも、
プロのPA屋さんには、このようなオーダーの仕方はしない方がヨイと思いますね。
オイラ的には、いまどきのアマチュアミュージシャンの 「姿勢」 としては、
・自分で作詞・作曲・編曲・演奏・録音・公開・配信・販売するのはアタリマエで、
・自分で映像作品制作のスキルを勉強し、
・自分でライブの企画を立ち上げ、スタッフ手配し、運営を仕切る、
くらいのことに対応しなければならないのでは?
と思いますが、みなさんのご意見やいかに?
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▼ 7月定例やまぼうしライブ
日時 : 7月14日(金) 19時30分~21時00分
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです
※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります
※宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります
※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
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