デジタルオーディオ雑感

むかーし、サウンド&レコーディングマガジン の記事で読んだ
次のフレーズが忘れられません。

「どんなに高級なPAシステムやレコーディング機材を揃えても、
その中で使用しているケーブル1本が安物だったら、
そのシステム全体の音質は安物ケーブルの 「音」 になってしまう。
本当に音質を改善しようと思ったら、一部の機材をグレードアップするのではなく、
すべての機材・部品を同じレベルにグレードアップさせなければ意味がない」

某機材製作者が呟いたこの一言、
さすがに 「言いすぎ」 感は否めませんが、それでも趣旨はよくわかります。

よく 「電源ケーブルを高級品に変えたら音質が向上した」 というオカルト話を聴きますが、
オイラ的には、その程度で音質が 「劇的」 に変わるワケがない。
仮に変わったとしても、「電気信号の変化」 と 「音質の向上」 が
比例するとは俄かに信じがたいと思っています。

自慢じゃありませんが、オイラはブラインドテストで
EQの半目盛りの変化を聴き分けられる自信がないので、
ケーブルの交換による音質変化なぞ、絶対に聴き分けられない自信 (?) があります

特にアナログ機器は、物理ケーブルによる結線は避けられない宿命なので、
どーしたって、外部からのノイズ等による音質変化を伴うと思います。

いや、「変化」 程度ならカワイイもんですが、実際には外部ノイズを拾いまくりで、
S/Nが悪化する等の弊害は免れないと考えます。

オイラがデジタル機器にこだわる理由のひとつがここにあります。
少なくとも100万円・・・いや、200万円以下のオーディオであれば、
デジタル機器の方が同価格帯のアナログ機器よりも絶対に外部ノイズに強いはず。
なんつったって、物理ケーブルによる結線がアナログの数分の一で済みますからねえ。

何度も書いてますが、オイラの80~90年代の宅録事情は、
24チャンネルのアナログレコーディングミキサーに、パッチベイを介して、
MTRやシンセ音源、各種エフェクターを100本近い物理ケーブルで結線していたので、
それはそれは、ひどいノイズの嵐でした。

あの頃のトラウマが、少しでも物理ケーブルを、アナログ結線を減らしたい!
という、現在のオイラのデジタル信望へ走らせています。

決してアナログミキサーは悪い製品ではありませんが・・・
予算が200万円以下でPAシステムを組むのであれば、
悪いことは言わない、デジタルの方がぜ~ったい音質的に優れているってば!

誰がなんと言おうと、オイラはもうアナログ時代には戻りたくないっ!



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▼ 月定例やまぼうしライブ











  日時 : 3月10日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~ ノーザンスター (ギター弾き語り)
       20時15分~ Floating Jam (変態反則系デュオ)




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