中島みゆきの 「糸」 は名曲なのか?

タイトルのとおりなんですが。
オイラは、中島みゆき というミュージシャンにあまり興味がないため、
世間一般的に知られている楽曲しか聴いたことがありません。

んで、今から21世紀に入ってからだと思いますが、
オイラが主催している 「やまぼうしライブ」 において、この曲をカバーした方がいまして、
オイラにとっては、それが 「糸」 という曲との初遭遇でありました。

それ以後、何度となくアマチュアによるカバーバージョンを視聴しておりますが、
初めて聴いたときから現在に至るまで、一貫してオイラが抱くこの曲の印象は、

「悪い曲ではないが、みんなが絶賛するほどの名曲なのか?」

というネガティブな感想でございます。

ハッキリ言って、作曲・アレンジの面で特筆すべきワザは何もない。
やはりこの曲のキモは歌詞にあると思いますが、中島みゆき作品にしては、
「あまりに綺麗すぎる」、「あまりに無難すぎる」 詞の内容が大いに不満と感じます。

オイラは20代の頃に、友人に誘われて中島みゆきのコンサートを観に行ったことがありますが、
正直言って、まったく期待しないで観に行ったら、あまりの完成度の高さにビビりました。
特に、5分以上に亘るアヴァンギャルドなピアノソロに続いて披露された 「世情」 には、
背筋に冷たいモノが走るくらいの戦慄というか、おどろおどろしいほどに感情を揺さぶられました。

そう、オイラにとって、「中島みゆきの名曲」 の必須条件は、「毒」 があるか、ないか、なんです。
オイラは 「糸」 という曲に、一切の 「毒」 を感じません。
ある意味、聖人君子的であり、あまりに綺麗にまとまりすぎた歌詞がまったくもって物足りません。

ちなみに SMAP世界に一つだけの花 も、オイラはまったく名曲と思いません。
もしかすると、この辺の感覚がオイラと世間一般のヒット曲とのズレなのかもしれませぬ。




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▼ 10月定例やまぼうしライブ












  日時 : 10月14日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~ 竹田キミヒコ (ギター弾き語り)
       20時15分~ 荒井 豊 (静かなギター)



▼ 関連リンク












トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)








※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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