ヲタクの底力を感じずにはいられない

 

  
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巷で話題沸騰の シン・ゴジラ を見てきました。
いや~最高に面白かったです。
庵野秀明 監督のオリジナル・ゴジラに対するハンパない愛情、リスペクトが全編に溢れています。
いやいやゴジラだけでなく 円谷系怪獣映画 や 市川崑 監督の金田一シリーズ への溺愛ぶり、
さらには 踊る大捜査線 へのライバル心等々がそこかしこに感じられました。

なんつーか、日本版ゴジラが潜伏している10数年の間に貯蓄 (?) されてきた、
良くも悪くも、いかにも日本のヲタクらしい会議室的群像劇を、これでもかというくらいに盛り込んだ、
日本人にしか作れない一大ヲタクエンターテイメント映画ではないか、と思った次第です。
この演出の質感は絶対にハリウッドでは制作できないと確信します。

果たしてこの日本独特の演出が世界に通用するかは疑問ですが、
これは日本発の新しいヲタク文化の輸出、挑戦ではないか、と感じたりもします。

通常、エンターテイメント系の映画は、特定の民放テレビ局と結びつくケースが多いと思いますが、
この映画のエンドロールでは、民放5局が併記されていてビックリ。
また、同じくエンドロールにクレジットされる、この映画に協力した日本企業の膨大さに驚くとともに、
日本映画の底力を世界に発信するために、これだけの企業が協力したという事実に感動。
うーぬ、エンドロールで泣きそうになったのは今回が初めてかも。

最後に、昭和ゴジラでお馴染みの、伊福部昭氏によるあのテーマ曲がここぞというシーンで流れ、
当時を知る世代的にはもうドツボもドツボ!
エンドロールでも昭和ゴジラ系の音楽が使用されていましたが、
当時の録音は当然ながら 「モノラル」 なので、現代のBGM (ステレオ) に切り替わるときの違和感
がハンパなかったですが、恐らくこの違和感も庵野監督の確信犯でしょう。

とにもかくにも、ヲタク監督が思いっきりヲタク心理にこだわって制作したヲタク映画と感じました。
ヲタクとは 「日本の匠の職人技」 に通じます。

正直、シン・ゴジラ の世界的大ヒットは難しい気がしますが、その成功を切に祈念いたいします。





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▼ 月定例やまぼうしライブ










  日時 : 8月12日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~ 秋山マサアキ (ギター弾き語り)
       20時15分~ そのひぐらし (フォークロック



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トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)








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