老害の犠牲となった国民的アイドル

 デビッド・ボウイ追悼 として、連日、名曲を紹介させていただいております。
オイラ的にはあと10曲くらいはご紹介したい気持ちが強いですが、
さすがに毎日コレばかりだと飽きてしまいそうなので閑話休題とばかりに時事ネタをば。

1月13日のスポーツ新聞記事により、一気にトップニュースとなった SMAP解散問題 
1月18日現在、SMAP自身がテレビの生放送で 「存続」 を宣言したため、
とりあえず峠は越した、という雰囲気が漂っているように感じられますが、
オイラも含めて多くの方たちはこう思っているのではないでしょーか?

「なぜ、諸悪の根源であるメリー喜多川氏を糾弾する世論がテレビ等で報道されないのか?」

テレビやネットニュースで報道されている舞台裏事情が事実であるならば、
よーするに今回の騒動は、金ヅル (SMAP) を巡る暴力団内の跡目争いそのものでしょう。

世間一般的には 「老い先短い老人がブラック企業をワンマン経営している」 図式そのものであり、
ハッキリ言って 老害 以外の何物でもありません。

図らずも今回の騒動で、公共電波ではオンエアできそうもない業界関係者や識者から、
ネット上で、芸能界のブラックな側面に対する批判が上がり始めているので、
この辺の記事に目を通してみると、いかに前時代的な封建社会であるかが見えてきます。

▼長谷川豊公式ブログ 本気論本音論 「SMAP騒動の記事の読み方と僕の見立て」

▼弁護士紀藤正樹のLINC 「SMAP問題にはらむ事務所縛りの問題性」

アゴラ言論プラットフォーム 「奴隷はなぜ逃げないのか-SMAP独立騒動から-」

たしかに法律的には、SMAPジャニーズ事務所の 「所有物」 なのでしょうが、
幸か不幸か、すでにSMAPは日本国民にとってジャニーズ事務所だけの 「モノ」 ではなくなっており、
それを 「私の所有物をどうしようと私の勝手」 と主張し続けるのであれば、
恐らく上述の弁護士の指摘のように、芸能界にも労働基準法遵守について
強い指導監督が行われることでしょう。 そうでなければ世論が納得しませんから。


・・・ハナシの論点が思想論にシフトしてしまいますが、今回の騒動でもわかるとおり、
「社会に対して音楽には何の力もない」 ことが改めて証明されたと思います。

どれほどSMAPの楽曲が多くの人々の心を感動させ、心を和ませたとしても、
当の本人であるSMAPは、自分たちのオヤブンの怒りを和ませることはできなかった。

オイラは、喜納昌吉氏らが声高に叫んでいる 「すべての武器を楽器に」 というフレーズに
昔から、すっげー違和感を抱いております。
平和を 「願う」 人々が思い描くファンタジーとしてならまだしも、
平和の実現のために 「具体的な行動を起こす」 義務を担う政治家の言葉として、
まったく責任を負っていないというか、本当に平和を実現するために貢献する気があるのか、
あまりにお花畑すぎて呆れてしまうというのが正直な感想です。

ビートルズは人間関係の破綻から解散してしまった。
ジョン・レノンは熱狂的ファンに銃殺されてしまった。
SMAPは恩義ある元マネジャーに救いの手を差し伸べることができなかった。

音楽は、ある程度までの人間の感情を和ませたり、鼓舞することはできても、
究極的な判断を求められた人間の感情を制御することはできない。

残念ながら音楽では、シリア難民を救うことはできないし、
到底、世界平和を実現することはできない。

オイラは 「音楽には限りある小さな力しかない」 ことを踏まえて、
楽家は音楽活動を行うべきではないか、と思っています。




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▼ 月定例やまぼうしライブ












  日時 : 2月12日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~ 荒井 豊 (静かなギター)
       20時15分~ Youki (ギター弾き語り and more



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トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)








※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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