アコギでロックを弾き語りたい (その2)
アコギでロックっぽい曲を弾き語ろうと思ったら、イチバン手っ取り早い方法は、
「コードを弾く」 のではなく 「リフを弾く」 ことだと思います。
歌のメロディとは異なるタイミングでギターを弾き語るというのは、実はけっこう難しいことです。
オイラも練習し始めの頃は、リフを弾くタイミングが歌の符割りにつられて
演奏がヘベレケになってしまう、なんてことがしょっちゅうでした。
・・・が、それでもめげずに数年間ほど練習を続ければ、なんとかカッコがついてくるモンです。
▼たとえばこんなカンジ。
恐らく初心者の方、リフ未経験者の方、フォーク畑の方、等には難易度が高いと思われるでしょう。
オイラも難易度は高いと思います。
しかし、考えようによっては 「少し複雑なアルペジオ」 と言えなくもありませんし、
ピアノ弾きの方が右手と左手で違うことをやっていたり、
ドラマーの方が足と右手と左手で異なるタイミングを刻んでいたり、というのと大して変りないので、
ミュージシャン全般の視点で見れば、突出して高い難易度である、とはオイラは思いません。
▼ 数年前に話題になったこちらの一本弦ギター弾き語りオヂサンの動画はヒジョーに参考になります。
要は、コードチェンジなどしなくても、和音を弾かなくても、
「リフ・バッキング」 さえしっかりと刻むことができて、その上にボーカルを乗せられれば
ちゃんと音楽として成立させられる、ということでござんす。
オイラはこれこそが 「日本の弾き語リスト」 にもっとも欠けているスキルだと思っています。
では、どーやって習得すればいいのか?といえば、これはもうひたすら練習するしかありません。
まずはリフの奏法を練習し、フレットや手元を見なくても弾けるレベルに達したら、
今度は、ゆっくりしたテンポで、どのピッキングのタイミングで歌いはじめたらいいのか、
右手・左手・歌の3つの時間軸の動きを確認しながら、徐々にテンポも上げていく、
という、地味~な練習を延々と続けていくワケです。
参考までに、この 「リフ」 というギターテクニックが
世界中に広がったきっかけと言われているのが、この曲
この曲の大ヒット以降、コード弾きではなく、リフによるバッキングを取り入れる曲づくりが
ロックのメインストリームにシフトしていった、という説もあります。
というワケで、60~70年代ハードロックなどは、まさに王道リフの宝庫なので、
実際に弾き語らないまでも、どーやってリフを弾いているのか、
耳コピして勉強・練習してみることは、決して無駄ではないと思います。
少なくともオイラ的経験則では、かけがえのない財産となっております。
ちなみに、ユーチューブで 「HOW TO PLAY」 等のキーワードを加えて検索すれば、
有名曲のリフの弾き方を解説している動画が多数ヒットしますので、オイラ的・超オススメですぞ。
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▼ 10月定例やまぼうしライブ
日時 : 10月9日(金) 19時30分~21時00分
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです
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※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
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