マイクケーブルのカラーリング

PA屋は数多くのケーブルを所有しています。
マイクケーブル、スピーカーケーブル、楽器用ケーブル、各種接続ケーブル、等々。

中でもステージ上でもっとも使用頻度が高いケーブルといえば、XLR端子仕様のマイクケーブル。
バンド系ライブであれば、20本以上使用することも珍しくありません。
そーなってくると気になるのが 「接続間違い」 のリスクです。

つまり、ミキサー、あるいはコネクタボックスの1chに接続するはずのマイクケーブルを
つい間違って2chに接続してしまう・・・というようなケアレスミスが、
使用マイクケーブルの本数の増加に比例して多くなってしまう、ということ。

その対処方法としては、マイクケーブルの一本一本にナンバリングを付けたり、
カラーリングによる識別を導入する、という手段が講じられます。

今回はそのカラーリングについて、オイラ的感想を述べさせていただきます。
具体的なカラーリングの識別方法としては、
1 色違いのケーブルを用意する
2 XLR端子部分にカラーブッシングを施したケーブルを用意する
の2点が挙げられると思います。
ちなみにオイラは 「2」 の方法を採用しておりまふ。



▼カラーブッシングはこちらで購入可 (注:ユーザー自身がケーブル作製する必要があります)

ちなみに、オイラが20代の頃、お手伝いさせていただいた知人のPA屋では、
色違いのマイクケーブルを使用していました。
たしかに接続ミス等があった場合の対処・・・どのマイクがどのチャンネルに接続されているか、
を素早く見つけるためには有効な手段であったと述懐いたしますが、
その一方で、「色違いマイクケーブルが散乱しているステージ上はとても汚く見える」
という弊害があるということも痛感いたしました。

そのため、後年、自分でPA機材を集め始めたときには、色違いケーブルではなく、
XLR端子のカラーブッシングを採用しよう、と最初から決めておりました。

参考までに、オイラをはじめ、多くのPA屋さんでは、
・マイクケーブル  ・・・黒色
・スピーカーケーブル・・・灰色
というカラーリング分類を採用していると邪推しますが、いかがでせう?

まあ、どんな色のマイクケーブルを使おうと 「人それぞれ」 の好みで結構だと思いますが、
ステージ上を彩るオブジェは、出演者の衣装や楽器だけでなく、PA機材も然り、
ということを念頭において、ステージデザインや演出を考えたとき、
自ずとマイクケーブルのカラーリングにも気を遣いたい、と感じるようになるでしょう。

たとえば、可能な限りステージ上のあらゆるモノを 「赤」 で統一するコンセプトを打ち出したら、
当然、マイクケーブルも 「赤」 で揃えることになると思います。

逆を言えば、そのような演出方針がない限り、
オイラは色付きマイクケーブルを購入したいとは思わない、ということですが。

同業者のみなさまは、色違いマイクケーブルを使用されていらっしゃるでしょーか?
「オレはナンバリング派だよ」 とか 「色違いケーブルとカラーブッシングを併用」 とか、
使用状況などについてコメントいただければ幸甚どす。
よしなに。




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▼ 月定例やまぼうしライブ












  日時 : 9月11日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~ Floating Jam (変態反則系デュオ)
       20時15分~ Cup of Soul (卑猥淫乱系デュオ
 


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トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)








※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

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※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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