オイラ的音楽人生の分岐点

以前にも何度かブログったことがありますが、オイラが二十歳くらいの頃、
音楽人生におけるターニングポイントとなった出来事がありました。

ターニングポイントと言っても所詮アマチュアレベルなので、それほど大したことでもありませんが、
オイラが、数名の音楽仲間と連れ立って、知人バンドのリハスタ練習を見学に行ったときのこと、
その場のノリで、なんとなく見学に訪れたオイラたちもセッションに参加するような雰囲気となり、
「おまえも弾け!」 とばかりにエレキギターをわたされたワケですが、
当時、コード弾きしかできなかったオイラにアドリブソロを弾くスキルはなく、
「オレ、ソロは弾けません・・・」 と言いながら他の人にギターをわたしたワケです。

このときの屈辱といいますか、無念さ、恥ずかしさ、が、タイガー・ホース・・・
いや、トラウマとなりまして、その後、コード理論、スケール理論、リハーモナイズ等の
音楽理論勉強へと繋がっていったワケでありやす。

それまで 「フォークの人」 だったオイラが 「ロックの人」 に変わるきっかけでもあったワケです。
まあ、このタイミングでなかったとしても、いずれは同じ場面に出くわしたであろうことは
容易に想像がつくワケでして、オイラが「なりたい自分」になるためには、
避けて通れなかったハードルだったと述懐します。

という思い出があるので、あれから30年経った現在においても、
当時のオイラと同じスタンス、すなわち
「ギター弾き語りはできるが、ギタリストとしてセッションに参加できるスキルはない」
というような方々を見かけると、「そこで立ち止まっていていいのか!」
と、余計なお世話の一言を投げかけたくなってしまいます。
ま、実際に口することは (滅多に) ありませんが。

オイラが改めて言うまでもなく、音楽の楽しみ方は人それぞれだし、
別に、弾き語りさえできればセッションに参加する必要を感じない、と考える人も大勢いるでしょう。

ただ、オイラに関して言えば、決して明確な目標意識があったワケではありませんが、
「歌が歌えて、ギター・ベース・キーボード・ドラムの演奏能力があって、
作詞・作曲・編曲のスキルがあって、レコーディングやPAの技術を有していて・・・」
というようなレベルに、いつの日か到達したいな~、と思ってあれこれやっていたら、
目標レベルの3分の1くらいの位置までは到達できたかな? と自己判定する次第です。

SMAPの名曲 「夜空ノムコウ」 の中に
「あの頃の未来に僕らは立っているのかなあ?」
という有名な歌詞がありますが、果たして、みなさんは自分の音楽人生の中における
「あの頃の未来」に立っていらっしゃいますでしょーか?

オイラは辛うじて 「あの頃の未来」 の隅っこに立っていると自覚しています。




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▼ 月定例やまぼうしライブ
  日時 : 8月8日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~ BLUES和也 (イカサマロック)
       20時15分~  あやあね (劇空間音楽)


▼ 関連リンク












トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)








※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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