ワン・ツー・スリー

先日、複数のアマチュアミュージシャンが出演するイベントライブを見に行った際、
ついつい爆笑してしまう出来事がありますた。

そのバンドはいわゆる 「打ち込み系」 で、予め用意しておいた自作カラオケを流しながら、
それをバックに歌や楽器演奏を重ねることで 「ライブ」 を成立させておりました。
オイラは1曲目の途中辺りから見始めましたが、特に興味を惹かれることもなく、
「ふーん」 とばかりに腕を組んで見ておりました。

そして1曲目が終わり、自己紹介MCを挟んで2曲目に行く寸前にその出来事は起こりました。

一般的に 「打ち込み」 でカラオケ音源を作る場合は、
曲の頭に 「カウント」 を入れるのが常套手段となっています。
よくドラマーがスティックを使って、「カン・カン・カン」 と鳴らすアレです。
カラオケ作成時にカウントを入れておかないと曲頭のタイミングが掴めませんから当然です。
(もっともイントロがドラムパターン等で始まる場合はこの限りでありませんが)

なので、オイラは当然このバンドもカウント入りのカラオケを流すとばかり思っていたら、
リーダーと思しき男性 (注:ボーカルではない) が、おもむろに
「ワン・ツー・スリー」 とカウントを取り、せーので再生ボタンを押したのでありますっ。

しかし、そのカウントのテンポとカラオケのテンポがまるで違ったものだから、
オイラは思わず爆笑してしまったワケでありやんす。

まあ~、たしかに 「せーの」 のタイミングで再生ボタンを押せば、
カラオケの曲アタマと楽器演奏のタイミングを合わせられなくもない。
ただし、カラオケを仕込んでおく媒体が 「CD」 の場合だと
ちょっち音が出るタイミングがヨレそうな気もしますが、
専用シーケンサー等を使うのであれば、ほとんどタイムラグもなく再生スタートできるので、
たしかにカラオケにカウントを入れず、口でカウントを取る、という演出もアリかもしれません。

でもな~、今回のように、口で発するカウントのテンポと実際に再生されるカラオケのテンポが、
聴いていてすぐにわかるほど違っていたりすると、これは笑い物になるリスクがヒジョーに高い。
逆を言えば、「笑いを取るネタとして利用する」 手段はアリかもしれませんが。

いずれにしても 「カウントはカラオケ音源に入れておくもの」 という
固定観念に捕われていたオイラ的にはヒジョーに刺激的な出来事でありました。

爆笑してしまったのは失礼だったと思いますが、
いやいや、もしこれが 「計算ずくの演出」 だったとしたら、
意表を突いた見事な攻撃だったと言わざるを得ません。









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  ▼ 12月定例やまぼうしライブ
   日時 : 12月14日(金) 19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
   料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
   内容 : 19時30分~ BLUES和也のやりたい放題90分 (ギター弾き語り、その他もろもろ)
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  ▼ 2012やらまいかミュージックフェスティバル (青山ばんど, さんざんオールスターズ, シャーク団)
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  ▼ 森下よしひさフィルムコンサート #07 / おまえが大きくなった時
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  ▼ 北街道の唄プロジェクト
  http://www.kitakaidounouta-project.net/
  ※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクト。
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  ▼ Recording Studio GARAGE MIHO (本館) はこちら
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