この映像演出のカラクリは?

オイラは音声合成ソフト・・・いわゆる 初音ミク 系ソフトにはそれほど興味がない。
当然、それらソフトを所有していなければ、一度たりとも使ったことはない。

しかし、この初音ミクのライブ映像にはハッキリ言ってぶったまげました。
なぜステージ上でこんな3Dまがいの映像が投影できるのか?



いろいろ調べてみると、どうやらステージ後方から
ステージの前に立てられた透明のスクリーンに映写しているようであるが、
普通のガラスであれば当然光はそこを通り過ぎてしまうワケで、
この透明スクリーンは、光を通過させない特殊加工が施されているようで、
通称 「透過スクリーン」 と呼ばれているそうな。

▼恐らくこの手の製品の一種だと思われ。
http://theaterhouse.co.jp/p_rear/exp/quality.html



そー言えば、商店街のウィンドーでこの手の技術 (デジタルサイネージ) を見かけたこともありましたな。
ただ、現時点の最大の欠点は、何と言っても高価 (2m×1mサイズで約5万円) であること。
それでも5年前に比べればかなり安くなってきたようですが。
ちなみに5年前は、ホログラム技術を応用した透過スクリーンが50インチくらいで30万円以上だったような。

そんなワケで、かねてからアマチュアミュージシャンのライブに導入したいと思っていますが
このハードルの高さがネックとなり、なかなか現実的ではありませぬ。

しかし、世間にはそれにもメゲずに創意工夫されている方がいるようで、
ぬわんと、透過スクリーンの代わりに網戸を使っている方がいらっしゃる!



なかなか空中浮遊のカンジが出ていると思いますが・・・
この 網戸スクリーン の弱点は、後方からプロジェクタで投影すると光がスクリーンを通過してしまうこと。

その辺にもう一工夫加えれば、面白いギミックになりそうな気がいたしますな。







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  ▼ 1月定例やまぼうしライブ
   日時 : 1月13日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
   料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
   出演 : 丸山研二郎宗玄カズヒロ
  http://garagemiho.com/flyer/2012013yamaboushilive_flyer.jpg

  ▼ 北街道の唄 (8'45"~)
  ※[YouTube]ロゴをクリックすると大きな画面 (別ウインドウが開きます) で観られます
  

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