「ライブ・レコーディングが手軽にできる」 なんて本当か?
従前から 「ライブPAオペと同時にマルチトラック・レコーディングを行う」 ことについては、
並々ならぬ関心を持ち、実際に試行錯誤を重ねてきたオイラ的にはヒジョーに注目の記事であったが、
実際に読んで見ると、対談形式であるため、具体的な方法論や突飛な裏技が紹介されているワケでもなく、
ハッキリ言って期待外れの内容と言わざるを得ません。
並々ならぬ関心を持ち、実際に試行錯誤を重ねてきたオイラ的にはヒジョーに注目の記事であったが、
実際に読んで見ると、対談形式であるため、具体的な方法論や突飛な裏技が紹介されているワケでもなく、
ハッキリ言って期待外れの内容と言わざるを得ません。
ちなみにリットーミュージックの同誌紹介文には次のように掲載されとります。
Cross Talk 近藤祥昭 × 葛西敏彦
ライブ・レコーディングが手軽にできる ~コンパクトなPA卓が必要とされる理由~
ライブのマルチトラック・レコーディングというと、かつては録音中継車を用意したり、
PA席にHDRやDAWを持ち込んでコンソールのダイレクト・アウトをもらって行ったりと、
大掛かりな準備が必要だった。しかしそんな苦労も知らず、
バンドやレーベルから“ちょっと今日のライブ録っておいて”と、
気軽に頼まれる事例が日に日に増えている。
それはライブが良かったらその音源化も視野に入れようということであり、
PA側としては気軽な気持ちで録るわけにはいかないのが実情。
そんな状況に対応すべく、PA用小型アナログ・ミキサーとして人気を博すMIDASが、
オーディオI/O機能を備えたVeniceFシリーズをリリースしたり、
PRESONUSがライブの録音からミックスまで一貫して行うことを目的に
StudioLiveシリーズを発売。
いずれもFireWireでパソコンと接続するだけで、
簡単にDAWにマルチトラック・レコーディングが可能で、
“録音する”ことへの負担を大幅に削減できると話題になってる。
そこで今回はこの2つのコンソールを実際にスタジオ/PA両方の現場で活躍する
近藤祥昭、葛西敏彦の両氏に使ってもらい、それぞれが指し示す方向性を探っていただいた。
ライブ・レコーディングが手軽にできる ~コンパクトなPA卓が必要とされる理由~
ライブのマルチトラック・レコーディングというと、かつては録音中継車を用意したり、
PA席にHDRやDAWを持ち込んでコンソールのダイレクト・アウトをもらって行ったりと、
大掛かりな準備が必要だった。しかしそんな苦労も知らず、
バンドやレーベルから“ちょっと今日のライブ録っておいて”と、
気軽に頼まれる事例が日に日に増えている。
それはライブが良かったらその音源化も視野に入れようということであり、
PA側としては気軽な気持ちで録るわけにはいかないのが実情。
そんな状況に対応すべく、PA用小型アナログ・ミキサーとして人気を博すMIDASが、
オーディオI/O機能を備えたVeniceFシリーズをリリースしたり、
PRESONUSがライブの録音からミックスまで一貫して行うことを目的に
StudioLiveシリーズを発売。
いずれもFireWireでパソコンと接続するだけで、
簡単にDAWにマルチトラック・レコーディングが可能で、
“録音する”ことへの負担を大幅に削減できると話題になってる。
そこで今回はこの2つのコンソールを実際にスタジオ/PA両方の現場で活躍する
近藤祥昭、葛西敏彦の両氏に使ってもらい、それぞれが指し示す方向性を探っていただいた。
オイラ的な見解を述べさせていただくのなら、
今回紹介されている2つのミキサー、VeniceFシリーズ も StudioLive も、
ほぼ同じ2つの欠点を有していると思う。
今回紹介されている2つのミキサー、VeniceFシリーズ も StudioLive も、
ほぼ同じ2つの欠点を有していると思う。
ひとつ目は、もはやパソコンではレガシーデバイスとなりつつあるFireWireを採用していること。
ふたつ目は、これからのデジミキには絶対不可欠と思われるLAN端子が装備されていないこと。
さらに言えば、モーターフェーダーを採用していない点も気になります。
まあ、実際の現場ではそれほど 「無くて困る機能」 とは思いませぬが、
せっかくのデジミキなのにフェーダーがウニョウニョと動かないのはちょっちつまらない (笑)
まあ、実際の現場ではそれほど 「無くて困る機能」 とは思いませぬが、
せっかくのデジミキなのにフェーダーがウニョウニョと動かないのはちょっちつまらない (笑)
まあ、Veniceはともかく、StudioLiveであれば
ローカルPA屋さんにも購入できない価格ではないと思うので、
今後、ライブのマルチレコーディングに対応できるPA業者さんは確実に増えると推測します。
ローカルPA屋さんにも購入できない価格ではないと思うので、
今後、ライブのマルチレコーディングに対応できるPA業者さんは確実に増えると推測します。
しかし、クライアント、つまりライブ主催者が 「ライブ・レコーディング」 に対して、
どれほどの価値を見出し、どれほどのオプション価格なら発注を決断してくれるのか、
に関してはまだまだ未知数ですな。
どれほどの価値を見出し、どれほどのオプション価格なら発注を決断してくれるのか、
に関してはまだまだ未知数ですな。
ちなみにオイラの場合、16トラックのマルチレコーディングをオプションで行うとしたら、
通常のPA料金に2~5万円は上乗せしたいと考えますが (もちろんミックスダウンも含めて)・・・
ライブ主催者のみなさん、出演者のみなさんは、やはりそれは高額だとお考えですかね?
通常のPA料金に2~5万円は上乗せしたいと考えますが (もちろんミックスダウンも含めて)・・・
ライブ主催者のみなさん、出演者のみなさんは、やはりそれは高額だとお考えですかね?
参考までに、ライブのマルチトラック・レコーディングを行うための投資価格は、
オーディオI/F、DAW、PC、その他、を合算すると最低でも60万円を超えます。
さらに、これまでの試行錯誤にかかった金額も累計すると・・・ベンツが何台買えるかなあ (冷汗)。
オーディオI/F、DAW、PC、その他、を合算すると最低でも60万円を超えます。
さらに、これまでの試行錯誤にかかった金額も累計すると・・・ベンツが何台買えるかなあ (冷汗)。
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▼ 10月定例やまぼうしライブ
日時 : 10月14日(金)19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
出演 : ZilL (もう一組は調整中)
日時 : 10月14日(金)19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
出演 : ZilL (もう一組は調整中)
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