シンクロナイズド・ラブ

「シンクロナイズド・ラブ」
果たしてこの曲名を聞いただけで 「ああ、あの曲ね。」 とおわかりになる方が何人いらっしゃるだろう?
しかし、実際にこの曲のサビを聴いていただければ、
恐らく現在20歳以上の方であれば、ほぼ100%に近い割合で聴き覚えがあると答えると思う。


そう、この曲はかの有名なこのCMソングなのであーる。



この曲を作詞・作曲し、そして歌っているのは、そのスジでは有名な音楽家である ジョー・リノイエ
オイラ的には、森川美穂 の7枚目のアルバム 「Vocalization」 において
大半の作曲者・編曲者としてクレジットされていたことから、
「コイツ、タダモノではない」 と興味を抱くようになりますたが、
当時は、その正体を調べる術もなく、2000年頃になってようやくネット検索により、
ジョー・リノイエのプロフィールを知ることができますた。


上記解説を見ると、ぬわんと D-PROJECT のメンバーとしてデビューしていたんですな。
D-PROJECTは、ジョー (Vo,Key,Sax)、本田達也 (B,Key)、鈴川真樹 (G,Key)、の3人によるユニットで、
メンバーそれぞれの音楽性の高さには定評があったらしい・・・
って、実はオイラ、D-PROJECTの曲を聴いたことはありませんが。

んで、このD-PROJECT解散後にジョーさんはソロの音楽家として活動を始めるが
ご自身の名義でリリースした楽曲はわずかにシングル3枚のみ。
そのうちの1枚がこの 「シンクロナイズド・ラブ」 と言うワケだ。

しかし、日本人の大半が知っている曲であるにもかかわらず、
このシングル盤が大ヒットしたと言う話は聞いたことがない。
つーか、テレビ番組等でご本人がこの曲を歌っているのを見たことも聞いたこともない。

実はオイラ、このシングル盤をリアルタイムで購入しておりますが、
たしかこのイングルがリリースされたのは、テレビCMが第2か第3バージョンになった頃で、
オイラ的に 「なぜこんな中途半端な時期にシングルカットするんだろう?」 と疑問に感じた覚えがあります。

ここから先はオイラの勝手な憶測にすぎませぬが、
恐らくジョーさん自身は別にシングルカットしようがしまいがあまり関心がなく、
当然、テレビに出て脚光を浴びようなどと言う気もサラサラなかったのではあるまいか?

結果的にCDをヒットさせるためのプロモーションはほとんど行われず、
ついには武富士自身がポシャってしまい、CMも消滅となり、現在に至ります。

とは言え、この曲の出来は文句のつけようのない素晴らしさで、ジョーさんのボーカルも実にカッコよく、
なぜこれほどの歌唱力を持ちながら表舞台に立とうとしないのか?

やはり真の実力者ってのは、自分自身が目立つことを嫌う傾向にあるんですかねえ?
実力もないのに目立とうとするオイラのような人間には、まったく頭が上がりません。


蛇足ながら、図らずもジョー・リノイエのことを 「ジョーさん」 と書いてしまったが、
昭和プロレスファンに 「ジョーさんと言えば誰を思い浮かべるか?」 と聞けば
100%間違いなく故 ジョー樋口レフェリー」 と答えます。
それがどーした?と言われても返す言葉はありませんが・・・







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