3月定例やまぼうしライブレポート

イメージ 1


それでは遅ればせながら、去る3月12日(金)に開催した やまぼうしライブ の模様をレポっていきませう。

この日の出演者は、不肖オイラこと BLUES和也 と、
はるばる名古屋から静岡まで遠征してきていただいたギビン・マイ・スィートの二組。


BLUES和也

イメージ 2


イメージ 3


イメージ 4


イメージ 5


まず最初に登場したのは、昨年の4月以来、11カ月ぶりのやまぼうしライブ出演となるオイラ。
前回は対バンがアコギ弾き語りの風太氏であったため、オイラはピアノ弾き語りで臨み、
今回の対バンは打ち込み+凄テクKB演奏のギビン~のため、いつものアコギ弾き語りで行こうかな~
と、当初は思っていたが、かねてから描いていたもののなかなか実現できなかった構想を、
今年からはちょっとずつでも具現化していこうと考え、全曲、打ち込みバッキングを使うことにしますた。

そのひとつが、先日のブログでも紹介した ツァラストゥラはかく語りき」 を、
ロックアレンジのインストにアレンジしてみようと言うアイディア。
そしてもうひとつが、YMOナンバーをディストーションギターの主旋律で演ってみよう と言うアイディア。

ちなみに3月9日のブログで、
「イントロのコード進行を耳コピしてみたがメジャーかマイナーかハッキリしない」と書いた
「某有名曲」 とは YMOテクノポリス でありますた。

実際、どんなカンジに仕上がったかは、後日、改めて音源掲載予定なので、
その時にご感想などお寄せいただけるとありがてっす。

まあ、肝心のやまぼうしライブ本番では、どちらも練習不足の感は否めなかったが、
オイラ本人的には、今後の一人パフォーマンスの可能性を広げることができたかな? などと高を括っておりやす。

この日のオイラの演目は3月13日のブログを参照いただくとして、
今回、やまぼうしライブへの出演を決めた時点 (3月3日頃) では、
ピーター・フランプトンフリートウッド・マック のカバー曲を演ろうと思っていたが、
実際に曲を耳コピしてみたところ、あまりに 「前の小節食い」 のシンコペーションが多く、
打ち込み作業が面倒臭そうに思えてきたのでフランプトンの曲の打ち込みは早々と断念。
フリートウッド・マックの曲は実際に打ち込んでみたものの、
どーにもイメージどおりに仕上がらなかったため、こちらもボツとしてしまい、
結局、今回のライブに向けて正味7日間で打ち込みを完了したカラオケは計6曲で、
うち2曲 (YMO) に要した時間が5日間、残り4曲を2日で済ませた内訳となりやした。
当然、コピペを多用してしまったワケで、とてもじゃないが完成度が高いとは言えないクオリティでありやす。

ただ、愛用のドラム音源 「Addictive Drum」サウンドクオリティは素晴らしく、
その音質の良さで随分と 「救われた」 ような感も少なからずありますな。

ライブ本番に臨むに当たり、今回打ち込み6曲からボツがマイナス1曲で差し引き5曲。
これだと時間的に足りないので昔 (10年以上前に) 打ち込んだカラオケ2曲を復活させて、
今回のレパートリー (計7曲) に割り当てたワケだすが、その2曲こそが、
オイラのフェイバリットバンドである 10cc の代表的ナンバーである、
「芸術こそ我が命 (Art for Arts Sake) 」「アイム・ノット・イン・ラブ」 だす。

偶然にもこの日訪れたお客さんの中に10ccの大ファンと言う方がいらっしゃり、
喜んでいただけたことが何より幸いでありますた。


Givin’ My Sweet

イメージ 6


イメージ 7


イメージ 8


イメージ 9


イメージ 10


イメージ 11


そしてこの日のメインイベンターとして登場したのが ギビン~ のお二人。

以前にもご紹介したことがあるが、このデュオはオイラ的2009年ストフェスMVPパフォーマーで、
普段は名古屋を中心に活動されており、近い将来、ぜひ静岡でライブを演って欲しいと思っていたところ、
よもやこんな早くにその好機に恵まれようとは嬉しい誤算でありますた。

とにかくKBのセットアップがヲタ泣かせ。(マニア心をくすぐる、と言う意味です、念のため。)
ぬわんと クラビアノード・エレクトロノード・リード の2段積みと言う、
赤い彗星 ならぬ 「赤い筺体」 2台の豪華なラインナップに、さらに マイクロコルグ が載っかっている!
何気に、下からセミウウェイト鍵盤、一般的汎用KBのペラペラ鍵盤、そしてミニ鍵盤、と、
3種類の鍵盤楽器が使われているにもかかわらず、まったく違和感なくそれを弾きこなしてしまう、
KB担当・三和氏の凄テクに驚嘆しっぱなしのオイラでありますた。

その3台のシンセと各種エフェクター類を、カラオケ音源を兼ねたサブミキの ヤマハAW4416 でまとめ、
そのマスターアウトをPAに送る、と言うこだわりのセッティングでありますた。

彼らの芸風をあえて音楽ジャンルでカテゴライズするなら、現代風R&Bになるのだろうか?
黒っぽくもあり、ソウル、AORを感じさせつつもポップなニュアンスが随所に敷きつめられていて、
さらに、詩の世界にも独特の 「言葉遣い」 が垣間見えてヒジョーにオリジンであると感じます。

オイラ的感想としては、マイナー9th系とハーフディミニッシュのコード多用が特徴的だと思いましたな。

さらに、三和氏 (key) 、 麻衣子 (Vo) さんのお二人ともに言えることだが、
とにかくステージ全体を通してはもちろんのこと、1曲の中だけでも自在に緩急を付ける 「表現力」 が素晴らしい。
三和氏に至っては、そんな小さな音でちゃんとモニターできているのか?
と、こちらが心配になるくらい、小音量のミョンミョンサウンドを出したかと思えば、
一転してダークなウーリッツァーサウンドをガーンと出してみたり、と、
いやはや、ダイナミクスのパフォーマンスがお見事でした。

途中、PA担当のオイラ自身もノってしまい、誤ってデジミキ (O1V96) を誤作動させてしまいますた。
申し訳なし・・・
(ちなみにマスターフェーダーの右横のディファインキーに触れてしまったことが原因です)


イメージ 12


とまあ、そんな2組のラインナップでお届けした今回の やまぼうしライブ
ハッキリ言って観客動員の面では 「完敗」 でありましたが、
内容の面では、オイラはともかく、ハイレベルなステージだったと自負しております。

さて次回、4月のやまぼうしライブには、オイラのイチオシである 「あやあね」 が登場します。
(対バンは現在調整中)
来月もまた第2金曜日はぜひぜひやまぼうしライブへお出で下さいませっ。

よすなに。

トゥースッ!

イメージ 13





■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■

  ▼ Recording Studio GARAGE MIHO (本館) はこちら
   http://www.geocities.jp/garage_miho

  ▼ Recording Studio GARAGE MIHO's YouTubeチャンネルはこちら
   http://www.youtube.com/blueskaz

  ▼ HARD DRUNK STRIP Vol.44 in SHIZUOKA に出演します
   日時 : 3月20日(土)17時30分~22時30分
   会場 : 静岡サナッシュ
   料金 : 前売2000円 当日2500円 (プラス1000円で飲み放題)
   出演 : 17時30分 静岡鋼鉄合奏団
        18時10分 Rock Go Juicy ←ウチのバンドだよん
        18時50分 BOOTS WALKER
        19時30分 vita voltage
        20時10分 Last Romance
        20時50分 REAL-TENSION
        21時30分 BRUNET BULL (STRIP & SESSION含)
     ※最後のステージでは ハリケーン・サリー さんの Sexy Dance が必見ですっ!

  ▼ 4月定例やまぼうしライブ
   日時 : 4月9日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
   出演 : 19時30分 (出演者調整中)
        20時15分 あやあね (劇空間音楽)

■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■