あやあね in デザインフェスタ2009レポート

それでは5月17日の デザインフェスタ の模様などレポっていきませう。

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デザインフェスタ ・・・その名のとおり各分野のデザイナーが一同に集う一大イベントであるが、
一口にデザインと言ってもその様式、スタイルは恐ろしいほど多岐にわたる。
アパレル、宝飾アクセサリー、写真、イラスト、オブジェ、インダストリー、前衛パフォーマンス等々。
そして中にはどーゆーワケか、こじんまりとバンド演奏をしているブースなんかもあったりする。

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そしてオイラの主目的である 「ミニスペースシアター」 では、映像関連の作品が上映、展示されていた。
今回、こちらのコーナーに我らが あやあね も出演すると言うので、
自称 あやあねファン倶楽部会長 (注:本人未公認) のオイラも勇んで駆けつけた次第でやる。

普段、あやあね は自作のバックトラック (カラオケCD) を使って、
劇空間音楽スタイル (歌+演劇めいたパフォーマンス) のステージを繰り広げているが、
今回はそれに加えてBGV (映像) を使ったステージを行うとのこと。

実はあやあねにとってこのスタイルは今回が初めてというワケではない。
3年前の同じ会場ですでに実験的に実施しており、それをナマで目撃したオイラは、
「これからのアマチュアミュージシャンのライブパフォーマンスの可能性」 を強く感じたモンだから、
その後、オイラ自身が企画運営するライブイベントにも積極的に映像を導入していくようになった経緯がある。

あれから3年、果たしてどのような 「進化」 を体感することができるのか、
期待に胸を膨らませてオイラはデザインフェスタのミニスペースシアターに向かった。

そこには3年前に比べて格段に大型化したスクリーンとプロジェクターが設置されており、
自称映像クリエイター (?) たちの創った前衛的な映像の数々が披露されていた。

中には あやあね 同様、自作 (他作?) の映像+カラオケを使った歌のパフォーマンスなどもあったが、
パフォーマーは別に歌以外のパフォーマンスを行うワケでもなく、
悪く言えば、ただカラオケスナックでカラオケのビデオをバックに歌っているだけ状態、
と、大して違わないじゃねーか、と言う気がしないでもない。(もちろん曲はオリジナルだと思うが)

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さて、お目当ての あやあね のパフォーマンスであるが、
結果だけ見れば、歌+一人芝居+バックトラック+無声映画ふうの映像、と言う趣でありやした。

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無声映画ふう・・・と形容したのは、
動画ではなく静止画をスライドショー的に映し出す合間に活字の台詞表示を挿入していく、
と言うようなBGVだったのでそのように表現させていただいた次第。

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今回、披露したパフォーマンスは、オフコース「言葉にできない」 で、
いつものように原曲の雰囲気を変えた独特のアレンジによるカラオケ音源 (もちろん自作) をバックに、
途中でノーPAによるナマ声絶叫一人芝居ふうパフォーマンスを織り交ぜながら、
約10分のステージを繰り広げておりますた。

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もう何度も書いておりますが、オイラみたいに固定観念に縛られている宅録ヲタにとって、
あやあね の繰り広げるステージパフォーマンス、あまりに型破りなバックトラック構成は、
何度見ても、何度聴いても新鮮であり、未だに多くの 気付き を与えてくれます。

今回は比較的オリジナルアレンジに沿ったバックトラックであったが、
リズムパートをオミットしてあったため、若干、グルーヴをとりづらそうだったのはご愛嬌。
一方、間奏パートを完全に無音状態にして、
その間 (約2~3分) をノーPAの一人芝居パフォーマンスに当てるアイディアは秀逸どした。

一般的に楽器を弾かないボーカリストが一人でステージを繰り広げる場合、
当然のごとくカラオケ音源を使うことになるが、大抵は間奏パートで手持ち無沙汰になってしまう。

しかし、あやあね の場合は逆転の発想 (かどうかは知らないが) で、
間奏パートを一人芝居パフォーマンスにすることで、ボーカルパート以上のインパクトを与えている。

こーゆーところがバンドマン出身者にはない発想であり、
百歩譲って発案したとしてもそれを具現化するスキルも実行力も伴いましぇん。

ただ、今回の会場コンディションは喧騒がうるさくて、
ノーPA状態のパフォーマンスがとても聴きづらかったのが残念。

ぜひ、もっとパフォーマーにとっても、観客にとっても、コンディションのいい会場で、
今回のようなライブができるよう企画して見たいと思いまする。

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さてそんなワケで、10分間×2回と言う短い時間のパフォーマンスではありますたが、
ヒジョーに見応えあったと思います。

他のパフォーマー、ブースもとても斬新で多くの刺激をいただきますた。
今後のライブイベントの企画運営におけるヒントも発見できたので、
ドシドシ取り入れていく次第でありやす。

また機会があれば出掛けていきてっす。

お疲れサマでした~。

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