音楽で会話する
先日の 「やまぼうしライブ増刊号！」 は、いま思い出しても実に濃い～内容の２時間半だった。
出演いただいた 「ＨＥＹ ＢＡＢＥ！」、「Ｔｗｉｎ Ｂｌａｄｅ ＋１」、
どちらのバンドも演奏主体のステージであったが、
ヘタな歌モノより雄弁に 「音楽を歌っていた」、と感じたのはきっとオイラだけではないはず。
どちらのバンドも演奏主体のステージであったが、
ヘタな歌モノより雄弁に 「音楽を歌っていた」、と感じたのはきっとオイラだけではないはず。
特に最後の、ツインブレード に 松下氏 を加えてのギターバトルは、
オイラが今までに目撃してきた一流プロのギターバトルに匹敵する、
いや、それ以上に面白くスリリングな応酬でありますた。
オイラが今までに目撃してきた一流プロのギターバトルに匹敵する、
いや、それ以上に面白くスリリングな応酬でありますた。
通常、ギターバトルと言えば、たとえばブルースなら１２小節ごとにソロを交代する、
と言うパターンが一般的だと思うのだが、萩さん と 松下氏 の場合はそんな暗黙のルールもお構いなく、
片方が駆け上がりフレーズを弾けば、負けじと片方がそれを引きずり下ろすかのようなフレーズを弾き、
片方がディミニッシュ風のリフを奏でれば、片方は咄嗟にそれに呼応したソロで対応する。
と言うパターンが一般的だと思うのだが、萩さん と 松下氏 の場合はそんな暗黙のルールもお構いなく、
片方が駆け上がりフレーズを弾けば、負けじと片方がそれを引きずり下ろすかのようなフレーズを弾き、
片方がディミニッシュ風のリフを奏でれば、片方は咄嗟にそれに呼応したソロで対応する。
まあ、オイラ自身がろくにギターソロを弾けず、スケールにもそれほど詳しくないので、
ひと一倍驚愕しただけなのかもしれないが、それにしてもこのお二人、
本当にこれが初顔合わせか？ と疑ってしまうほど息が合った見事なジャムセッションであった。
ひと一倍驚愕しただけなのかもしれないが、それにしてもこのお二人、
本当にこれが初顔合わせか？ と疑ってしまうほど息が合った見事なジャムセッションであった。
そしてまた 武藤さん （Ｄ） が心憎い演出と言うか、途中からカントリーベースのグルーヴを叩き出し、
それに 「待ってました」 かのように松下氏が得意の早弾きカントリーで呼応する。
それに 「待ってました」 かのように松下氏が得意の早弾きカントリーで呼応する。
まさに一流ミュージシャン同士による 「音楽の会話」 がたしかにそこに存在しておりますた。
見ているオイラも目茶苦茶楽しかったのだが、それに併せて感じたことがもうひとつ。
オイラも 「なんちゃって」 ではあるが、いちおうギタリストの端くれでもあるので、
できることならこーゆー 「音楽の会話」 の中に入っていきたいなー、と切に思ったのであった。
オイラも 「なんちゃって」 ではあるが、いちおうギタリストの端くれでもあるので、
できることならこーゆー 「音楽の会話」 の中に入っていきたいなー、と切に思ったのであった。
しかし、この方たちのレベルに到達するには、それこそ２４時間音楽に没頭しなければ絶対に無理！
かの 山下達郎師匠 も、初めてソロアルバムのレコーディングに臨んだときは、
とても自分のギタリストとしての技量がスタジオミュージシャンに比べて低すぎたため、
レコーディングセッションに参加できず悔しい思いをした、と言うような発言を聞いた覚えがある。
とても自分のギタリストとしての技量がスタジオミュージシャンに比べて低すぎたため、
レコーディングセッションに参加できず悔しい思いをした、と言うような発言を聞いた覚えがある。
それからの山下師匠はジャズギタリストの 松木恒秀 氏の師事することになり、
ソロになってから４作目の 「ＧＯ ＡＨＥＡＤ！」 から、
ようやく自分もギタリストとしてレコーディングミュージシャンにクレジットできるようになったとかならないとか。
ソロになってから４作目の 「ＧＯ ＡＨＥＡＤ！」 から、
ようやく自分もギタリストとしてレコーディングミュージシャンにクレジットできるようになったとかならないとか。
今回の増刊号ライブ！の最後に、やまぼうしママさんがとてもうれしい感想を述べてくれた。
「私はこういう音楽 （ロック） はよくわからないけれど、
バンドのみなさんがアイコンタクトしながら楽器で会話している様子が凄く伝わってきた。
お客さんもきっと同じ気持ちだと思います。」
バンドのみなさんがアイコンタクトしながら楽器で会話している様子が凄く伝わってきた。
お客さんもきっと同じ気持ちだと思います。」
まったくオイラも同感。
ちなみにライブ終了後、武藤さんが 「何よりもうれしい感想だ」 と言っていたのもまた印象深い一言だった。
ちなみにライブ終了後、武藤さんが 「何よりもうれしい感想だ」 と言っていたのもまた印象深い一言だった。
そーだよなー、どーせ音楽を演るのなら、歌モノの伴奏も面白いが、
やはり 「演奏だけでミュージシャン同士の会話ができるレベル」 まで到達したいよなー。
やはり 「演奏だけでミュージシャン同士の会話ができるレベル」 まで到達したいよなー。
まあ、オイラが参加しているオヤヂバンドでも思い出した頃にジャムセッションを演ることはあるが、
松下氏やツインブレードのレベルを 「１０」 とするなら、残念ながらオイラのラベルは 「１」 にも達しない。
松下氏やツインブレードのレベルを 「１０」 とするなら、残念ながらオイラのラベルは 「１」 にも達しない。
うーん、もっともっと精進しなければいけないな～、
と痛感させられる面もあった今回のライブでありましたとさ。
と痛感させられる面もあった今回のライブでありましたとさ。
ちゃんちゃん。
■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■
▼ ライブハウスに ＲＯＣＫ５４ 出演
日時 ： ２月２８日（土）１９時００分開演
会場 ： ＪＡＭ ＪＡＭ ＪＡＭ
出演 ： ROCK-GO-JUICY ～ 渇き ～ DOLLS ～ The Columbia
※オイラがボーカル＆ギターで参加しているオヤヂバンドのハコライブです
料金 ： 前売１５００円、当日１８００円（ワンドリンク代別)
日時 ： ２月２８日（土）１９時００分開演
会場 ： ＪＡＭ ＪＡＭ ＪＡＭ
出演 ： ROCK-GO-JUICY ～ 渇き ～ DOLLS ～ The Columbia
※オイラがボーカル＆ギターで参加しているオヤヂバンドのハコライブです
料金 ： 前売１５００円、当日１８００円（ワンドリンク代別)
▼ ３月定例やまぼうしライブ
日時 ： ３月１３日（金）１９時３０分～２１時００分
会場 ： コーヒー＆ギャラリー やまぼうし
料金 ： ＠５００円（ワンドリンク付き）
出演 ： １９時３０分～ 福居八大 津軽三味線
２０時１５分～ 丸山研二郎 アコギ職人
http://www.geocities.jp/garage_miho/photos/20090313yamaboushilive_flyer.bmp
日時 ： ３月１３日（金）１９時３０分～２１時００分
会場 ： コーヒー＆ギャラリー やまぼうし
料金 ： ＠５００円（ワンドリンク付き）
出演 ： １９時３０分～ 福居八大 津軽三味線
２０時１５分～ 丸山研二郎 アコギ職人
http://www.geocities.jp/garage_miho/photos/20090313yamaboushilive_flyer.bmp
■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■
