見栄っ張りな選択

DAWヲタな方ならすでにご存知のとおり、
世界4大DAWのひとつ、「Cubase」 が2年ぶりにメジャーバージョンアップとなりやす。

▼バージョンアップの詳細はこちらを参照あれ
http://allabout.co.jp/entertainment/dtm/closeup/CU20090125A/

さて、この 「Cubase」 と言うソフト。
数ある民生用DAWの中でももっとも高額な部類に入るソフトであり、
実売価格は最上位機種の 「Cubase」 が約10万円、
その下位機種の 「Cubase Studio」 が約6万円と言う価格設定となっている。

オイラは最上位の 「Cubase」 を使っているが、
ハッキリ言ってオイラ程度の用途なら下位機種の 「Studio」 でもまったく問題ない。
だが、他の分野ならいざ知らず、宅録ヲタクを自称するオイラとしては、
意地でも最上位機種である 「Cubase」 選択し続けてきた。
ハッキリ言って 「意地」 と 「見栄」 以外の何物でもない。

ついでに言えば、DAWを行うときに必須となるオーディオインターフェースについても、
同時使用可能な入力ポート数が16~24chクラスの機種にこだわってきた。

オイラの場合は、
「ライブのPAを行いながら並行してDAWにマルチトラックレコーディングする」
という、他のユーザーとは決定的に違う用途があるので、
こちらに関しては必然的な選択であると言い切れるが、
そーなるとやはり、どーしても10万円クラスの機種を選ぶことになってしまう。


たまに知り合いから
「DAWを始めたいんだけどどんなのがいい?」
と相談されるのだが、正直言って答えに困る。

オイラに言わせれば3万円以下のオーディオインターフェースなどほとんど使い物にならないし、
それにバンドルされるLEバージョンのDAWソフトもまた問題外の外の機能しかない。
・・・と思い込んでるので、どれもオススメできるようなシロモノとは思っていない。
(もちろん実際には違うかもしれないが)

まあ、ギターヲタクな方がビンテージギターに大枚はたくのと同じように、
オイラも宅録ヲタクであるゆえ、最上位のDAWソフトに大枚はたいてる、と言うことだわな。


ついでに言わせてもらうと、たまに自主制作CDを作っているアマチュアミュージシャン
「なぜプロと同じような音でレコーディングできないのだろーか?」
というような素朴な疑問をつぶやいているのを見かけるが、
それは、使ってる機材のクオリティ、価格がアマチュアとプロでは 「ゼロ」 の数が2桁以上違っていて、
それをオペレートする人間の技術も人件費もアマチュアとプロでは雲泥の差があるからだよーん。

もし、プロが数千万円かけてレコーディングしている 「音」 を、
マチュアが数万円の投資で再現できたら、それこそプロの存在意義などなくなってしまう。

逆立ちしたってアマチュアがプロ以上の録音作品を作ることはできない。
だったらアマチュアならではの逆転の発想で、プロとは違う畑で勝負するのが得策と言うもの。
少なくともノウハウ本に書いてあることをそのまま実践しているだけでは 「オリジナル」 とは言えない。

ではどーすればいいのか?

それがわかっていればオイラはとっくにその道のスペシャリストになっている。
未だに暗中模索しているから、オイラはローカルなアマチュアPA屋どまりなんだよーん。

もっとも 「ライブのマルチトラックレコーディング」 という分野に限って言えば、
かなりのノウハウを構築できていると言う自負はありますがね。
逆説的に言えば、それこそがオイラのPA屋としての最大の 「売り」 であり
「牙城」 だったりもしやす。




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