リューセキではなく、さすが、です
今月号 (2009年2月号) の サウンド&レコーディングマガジン に面白い記事があった。
PSY・S は、当時、まさに上り調子でイケイケな勢いのあるポップグループではあったが、
その曲調つーか、音楽スタイルが、なんとも軟弱極まりなく、
さらにコンポーザーである 松浦雅也 の、小室哲哉っぽいノリが好きになれず、
オイラ的には 「食わず嫌い」 なミュージシャンの筆頭でもあった。
(注:小室哲哉がブレイクするのはもっと後年のことです)
その曲調つーか、音楽スタイルが、なんとも軟弱極まりなく、
さらにコンポーザーである 松浦雅也 の、小室哲哉っぽいノリが好きになれず、
オイラ的には 「食わず嫌い」 なミュージシャンの筆頭でもあった。
(注:小室哲哉がブレイクするのはもっと後年のことです)
んで、そんな食わず嫌いな PSY・S のライブを、
コカコーラが主催するアマチュアバンドコンテスト 「フレッシュ・サウンド・コンテスト」 の
静岡大会決勝のゲストステージで、偶然、目撃する機会に恵まれた。
コカコーラが主催するアマチュアバンドコンテスト 「フレッシュ・サウンド・コンテスト」 の
静岡大会決勝のゲストステージで、偶然、目撃する機会に恵まれた。
前述のとおり、どちらかと言えば嫌いな範疇のミュージシャンだったので、
「サイズのライブなんてどれほどのモンじゃい!」 的な姿勢で観覧したのだが・・・
ハッキリ言って、ヒジョーに素晴しいステージ内容でありました!
正直、食わず嫌いだった自分を反省しちまったほどでありやす。
「サイズのライブなんてどれほどのモンじゃい!」 的な姿勢で観覧したのだが・・・
ハッキリ言って、ヒジョーに素晴しいステージ内容でありました!
正直、食わず嫌いだった自分を反省しちまったほどでありやす。
中でもオイラの目を引いたのが華やかなステージング、
特に一風変わったダンサーのパフォーマンスにはヒジョーに目を奪われた。
その後、中古でサイズのプロモビデオを購入し、そのダンサーチームが
振付師・ 南流石 氏が主催する 「流石組」 であることを知り、興味を持ち始めた次第でやる。
特に一風変わったダンサーのパフォーマンスにはヒジョーに目を奪われた。
その後、中古でサイズのプロモビデオを購入し、そのダンサーチームが
振付師・ 南流石 氏が主催する 「流石組」 であることを知り、興味を持ち始めた次第でやる。
具体的にどこがゴイスだったのかと言われても、
オイラにはエラそうに講釈できるほどダンスパフォーマンスの知識がないので説明できないが、
とにかく、当時、イケイケだった他のバンド (米米、TOPS等) に比べて、
ヒジョーにオリジナリティが高い、独創的なステージパフォーマンスだったことはたしかである。
オイラにはエラそうに講釈できるほどダンスパフォーマンスの知識がないので説明できないが、
とにかく、当時、イケイケだった他のバンド (米米、TOPS等) に比べて、
ヒジョーにオリジナリティが高い、独創的なステージパフォーマンスだったことはたしかである。
中でも、80年代後期、MTVの影響オから日本でプロモーションビデオの創作が盛り上がり始めた頃、
日本のダンスが海外の最新PVのモノマネに成り下がっていくことに危機感を覚え、
以来、一切のダンスレッスンを受けることをやめ、 自分だけのオリジナル=創作ダンス にこだわるようになった、
とのくだりにはオイラも強く共感を覚えます。
日本のダンスが海外の最新PVのモノマネに成り下がっていくことに危機感を覚え、
以来、一切のダンスレッスンを受けることをやめ、 自分だけのオリジナル=創作ダンス にこだわるようになった、
とのくだりにはオイラも強く共感を覚えます。
では、南流石氏はどのようなところからオリジナルダンスのインスピレーションを得ているのか?
と言うと、それはズバリ、 「一般人の道行く動作」 なんだそうだ。
とにかく街に出て、行き交う人々の動きを観察していると、
そこには無限のネタやヒントが転がっている、とのこと。
と言うと、それはズバリ、 「一般人の道行く動作」 なんだそうだ。
とにかく街に出て、行き交う人々の動きを観察していると、
そこには無限のネタやヒントが転がっている、とのこと。
音楽でも同じだと思うが、ただ、ぼーっと眺めている、聞き流しているのではなく、
何かを掴み取ろうと、何かを感じ取ろうと、24時間、常にアンテナを張り巡らせている人には、
他の人には見えない、聴こえない、「何か」 を感じ取る感覚が研ぎ澄まされているのだろう。
何かを掴み取ろうと、何かを感じ取ろうと、24時間、常にアンテナを張り巡らせている人には、
他の人には見えない、聴こえない、「何か」 を感じ取る感覚が研ぎ澄まされているのだろう。
もしかしたら、そーゆー研ぎ澄まされたセンスを持っている人こそが 「天才」 なのかもしれない。
それなりのポジションに辿りつく人は、やはりそれなりの努力をしているのだ、
と改めて実感した次第でありましたとさ。
と改めて実感した次第でありましたとさ。
ちゃんちゃん。
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